2022年2月28日月曜日

町中華で飲ろうぜ!御徒町路地裏の名店「中華珍満」。「大人の義務教育 633」で喉を洗浄して、ニラレバ炒めと極太麺焼きそば

 

今日は出社日。
仕事が早く終われば立石の「宇ち多”」と考えていたのですが、終わったのは18時半。
残念ながら、それは諦めて神田北口ガード下の「立ち飲み 大松」で旨い魚を食べようと山手線に乗りました。
しかし、満席で大将に断られてしまいます。


ならば、と南口の「もつ焼き煮込み 鶴田」に向かいますが、「まん防」で臨時休業。
やはり飲み歩きが減って、勘が鈍っているのでしょうか。
「まあ、こんな日もあるさ」
と、方針を変更して山手線に再び乗りました。
狙いは路地裏にある町中華の名店「中華珍満」


初めて訪れたのは、東京転勤から程ない頃ですから、もう35年は経つでしょうか。
日々変わっていく東京の街ですが、いつ来てもこの店の佇まいにホッとします。


こんな古い町中華でもアクリル板の仕切りが並んでいます。
調べてみれば、前回来たのは2019年4月、家族と上野公園で花見をした流れでした。
コロナ禍前の平和な時代の事です。


まずはビール餃子を注文。
ここは大ビンがありますから、それを注文して「町中華で飲ろうぜ」の気分で一人飲み。


「大人の義務教育 633」という玉袋筋太郎の決め台詞を心の中で呟きながら、まずは「喉を洗浄」します。


すると店員さんから
「すいません、餃子が売切れなんです」
と声を掛けられます。
「えっ!?」
私の声は、この賑やかな店中に聞こえるほど大きかったと思います。
「だったら、やめればよかった。でももうビール飲んじゃったし」
などと心の中で呟きながら
「わかりました。考えます。。。」
と辛うじて答えました。
明らかに、がっくりと肩を落としていたでしょう。


とりあえず、味付玉子を頼みます。
たまご好きの私が必ず頼む一品です。


昔ながらの、固ゆでの醤油煮玉子をつまみながら、餃子というスター選手の穴を埋める候補を探します。
知らず知らずのうちに、633mlの大びんビールも進みます。


餃子という最高の一番バッターの穴を埋めるべくチョイスしたのは、ニラレバ炒め
当店のクリーンナップの一角です。
嫌な予感がよぎったので、この店の餃子と並ぶマストアイテム「焼きそば」が売り切れていないかを確認。
「まだありますよ」
という店員さんに
「すいません、後で頼むので、一つ取り置いてもらえませんか」
とお願いします。
これで、安心してニラレバ炒めも美味しく頂けます。


ようやく今日の「町中華で飲ろうぜ」が始まりました。


アルコールは大瓶からハイボールへという継投策。
珍満のハイボールは、アルコール度数が高く、個性的な風味の富士山麓ハイボール


ハイボールが半分ほどになったところで、焼きそばをオーダーします。
徐々に勘が戻って来たようです。


餃子湯麵と並ぶ、珍満のスター選手。
この焼きそばだけは、他の麺類と異なるうどんのような極太麺。


早速いただきます。
醤油ベースの味付けも、まさに焼うどんのよう。
柔らかい麺は、炒めるプロセスで切れてしまうのか、いつも不揃いに短くなっています。


炒める汁は多め。
焼きそばなのに、つゆだくです。
中華スープも入っているのでしょうか。
化調の味も、町中華ならでは。


食べている最中に「焼きそばは売切れ」という声が聞こえました。
黒ひげ危機一髪です。


神田で二軒も振られた挙句、御徒町でも名店の名物料理が食べられないという思わぬ展開となりましたが、終わり良ければ全てよし。
いまだに現役の昭和レトロな硬貨釣銭機からお釣りをもらい、もう一軒、吉田類のようにパトロールして帰ることにします。


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中華珍満餃子 / 上野御徒町駅御徒町駅上野広小路駅
昼総合点★★★☆☆ 3.5

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