2025年11月3日月曜日

名古屋・愛知の昭和ラーメンチェーン「ラーメン福 島田橋店」で名物のもやし増しとゆで玉子トッピング

 

今までも視野に入っていたはずの「ラーメン福」ですが、今回の帰省で三男と車に乗っていて彼が内田橋店を見かけたのがきっかけで調べて初めて認識した1978年(昭和53年)創業の名古屋発祥ラーメンチェーンで、現在は愛知県を中心に11店舗展開しています。
豚骨ベースの醤油ラーメンと餃子だけという、今時シンプルなメニュー。
豚骨醤油のスープとラーメンの写真、お店の雰囲気から、関東の「ラーメンショップ」(通称「ラーショ」)に通じるものがある気がしました。
一方でメニューには書かれていない「もやし増し」「ねぎ増し」といった無料オプションが常連の好みのようです。
そうした予習を踏まえ、今日夕食で訪問です。
三男と私だけでなく、なんと妻とお義母さんまで参戦。
幹線道路に面した店舗は、典型的な郊外型のラーメン店のそれ。
駐車場に車を止めてお店に入ります。


カウンターだけのお店。
厨房はツーオペです。
お店の性格上、少人数のお客さんが多く、効率良くお客さんを捌くためなのかもしれません。


メニューはラーメン一種類のみ。
あとは大盛と特製(チャーシュー増し)、特製大盛というだけの潔さ。
後はライスと餃子とアルコールのみ。


券売機で食券を購入します。


三男は特盛、残りの三人はラーメン、私はゆで玉子トッピング。
餃子も一皿頼みます。


卓上には各種調味料が置かれています。
味変も常連さんのお楽しみのようです。


ゆで玉子が先に出てきます。
自分で剥くとは思わなかったので、石鹸で手を洗ってきてから殻を剥きます。


しばらく待って私たちのラーメンが出来上がりました。
そのラーメンに国産もやしの茹で置きとネギを乗せていくベテランと若手の連係プレー。


私のラーメン、もやし増し・ねぎ増し・ゆで玉子トッピングが着丼。
ネットの写真では見ていたものの、やはりすごい迫力です。


一方息子の特盛もやし増しは、丼の周囲からはみ出すチャーシューが大迫力。
果たして食べ切れるのでしょうか?


まずはスープをひと口。
豚骨醤油は想像ほど濃くはなく、むしろ淡白な印象です。
もやしが多すぎて、スープが少しぬるまっているかな、と感じました。


続いて麺を引き上げます。
大盛のもやしが重すぎて、引き上げるのが一苦労。
スープにうまく絡み付く様に何年も研究を重ねた自社工場で生産した中太麺を使用しているそうです。
茹で加減は固めにしてもらいましたが、それでも少し柔らかく感じました。
これは私が固めが好きだからかもしれません。


このまま食べ進むのは困難だし、味を均一にする必要もあると思い、丼の底から麺を引き上げるようにして、もやしやネギごとかき回します。


かき回すことで味は均一化したようですが、ラーメン全体がぬるまってしまいました。
とはいえ、それは私が初心者だからで、「ベテラン福ラー」なら、きっとコツがあるはずです。


もやしの下から薄切りながらも大判なチャーシューが姿を現します。
何枚入っているのかわかりませんが、普通のラーメンでこの量なら息子の食べている特盛は大変な量と思われます。


餃子も出てきました。
大ぶりの餃子が一皿7個。


卓上の餃子のタレを使います。


にんにくがしっかり利いた餃子は、スタミナを求める人にはピッタリです。


ゆで玉子にも着手。
もちろん固ゆでです。


もやしの下から想定外に大きいチャーシューが出てきました。
部位が違う豚肉です。


もともとそれほど濃くないスープなのか、もやしの水分と混じり合うからなのか、スープが薄まっていくと感じてラーメンタレを投入。
お店側もそれを想定して卓上に用意しているのかもしれません。


これで少し味が締まりました。
もう少し早い段階で入れるべきだったかもしれません。


食べても食べても減らないラーメン。
もう一息の終盤に辛味噌を投入して、更なる味変。


なんとか寄り切りましたが、腹パンです。


庶民的で気取らず、気軽に食べられる価格と相まって人気のようです。
今まで色んな「名古屋メシ」を食べてきましたが、これも一つの「名古屋メシ」と言えそうです。
貴重な経験の一食となりました。

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夜総合点★★★☆☆ 3.2

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