天満駅を降りて
「さあ晩ご飯はどこで食うかな」
と思いながら、急に家の鍵を留守宅に忘れたことを思い出しました。
慌てて本町の不動産屋さんに連絡し、スペアキーを借りることができました。
転んでもタダでは起きないB級魂。
せっかくだから近辺で晩ご飯を食べようとデータベースから引っ張り出したのが中華料理 龍門。
金融、証券、薬品などの企業が軒を並べるエリア。
文化財にも指定されているレトロな青山ビルの地下。
有名な丸福珈琲店 北浜店も入っています。
地下に降りる階段は急で、途中一段幅が違っているので気をつけないと転びそう。
既にテーブル席はサラリーマンの会社帰りのプチ宴会で一杯。
私は座敷に案内されました。
壁に貼られたランチメニュー。
都心にも関わらずお値段はリーズナブル。
そしてメガ盛でも有名な店。
ミニミニセットというのもありますが、きっとこれでも標準サイズなのでしょう。
「お一人様2,000円で満腹になります」と自信満々の宴会コース。
まずはビールと餃子。
確かに夜のメニューもお手ごろで、会社に近ければ絶対愛用するに違いありません。
餃子到着。
ド派手な箸袋。
家庭的なビジュアルの餃子。
もっちりした皮と野菜が多めの餡は、あっさりした味。
そしてこれ。
カレー天津飯。
この店の名物B級料理。
出てくるまでかなり待ちました。
ドーーン！
すごい高さです。
スープ。
ところどころ半熟なのが嬉しい。
解体してみます。
中はドライカレー。
これにトンカツをのせてデミグラスをかければトルコライスに変身です。
なかなか減らない。
もう一息。
完食。
もう動けないくらい満腹です。
私が出る時は座敷も満席。
周りの人たちの料理はどれも大盛。
ここは一度宴会で使いたいな、と思いました。
フリーアナウンサーの名刺を持つママさんにお会計を済ませて店を後にしました。
この辺りは北浜レトロと言われる歴史的建造物が多いエリア。
胃の消化を助けるためにブラブラと歩いて帰る事にしました。
三井住友銀行大阪中央支店。
大阪証券取引所と難波橋のライオン。
難波橋からライトアップされた中央公会堂を望みます。
気持ち良い夜風に当たりながら今日は21時前といつもより早い時間にホワイトラベルにチェックイン。
「一時間だけ飲んで帰りますから」
と宣言したのに、結局常連さんとお話して長居することに。
気がつけば2時前。
ボトルも半分ほど空けてしまいました。
まあ、楽しかったからいいか。
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