四国一周のバイクツーリング前に寄りたかったのですが、その日はあいにく満席。
お盆休みの確認がてら電話すると、営業は今日までだというので早速1名予約をお願いしお店に向かいました。
相変わらず繁昌していて、私のカウンター席だけが空いていました。
会社から早歩きで来たので汗だく。
冷えた生ビールを一気に流し込みます。
喉の渇きを潤してからカウンター奥にかかっている黒板を眺めます。
この店は魚料理と小鉢が中心ですが、通年でおでんもあります。
その日の仕入れからお料理が決まりますが、売り切れ御免の限定仕入なので、次第に黒板から料理の名前が消されていきます。
まずはすぐ出るものを、と小鉢からチョイス。
いわし生姜煮。
こう暑いとつい頼んでしまう冷奴。
味付海苔が大阪らしいです。
ほうれん草。
たっぷりのじゃこと摺り胡麻、ポン酢仕立てが夏に相応しいさっぱりした一品となっています。
いわし生姜煮も梅干しが一緒に煮てあるので、口がさっぱります。
キープしてある芋焼酎を水割りで。
高野しいたけ。
これは私にとってはお袋の味。
好物の料理です。
ホワイトラベルの常連Mさんから「是非鉄火巻食べてみて下さい」と勧められていましたので、トライです。
この店はさばの棒寿司が人気で、居酒屋にしては巻寿司や棒寿司を出すのがユニークです。
鉄火巻は胡瓜の入った太巻。
しかもかなりのまぐろの量。
ちょっと一人で食べるには多かったですが、とても美味しかったです。
「棒寿司は半分でも出来ますよ」
とマスター。
「ありがとうございます。いつも一人なので今度はお造りも盛り合わせで色々混ぜて作ってください」
とお願いしました。
私のブログを読んでくださっている奥さんが
「四国旅行は楽しかったですか?」
と話しかけてきました。
お店のお客さんもピークを過ぎ、少し手の空いたマスターを交えてお互いの旅行の思い出話となりました。
普段は黙々とお料理を作るご主人ですが、今日は奥さんと一緒に談笑。
笑顔の素敵な和歌山出身の若いご夫婦との会話は尽きませんが、お腹も膨れたのでそろそろ切り上げることにしました。
また良い店と出会った喜びを感じながら、蒸し暑い中を自宅へ帰りました。
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