今夜は焼肉なので、軽めに蕎麦にしようとドーチカに潜っておらが蕎麦の行列に並びました。
お得なセットメニューは軒並みご飯が付いてくるという、炭水化物ダイエット中の身にはなんともありがた迷惑な店。
もちろん浪速っ子にはありがたいサービスに違いありません。
定番の単品にしようかな、と並びながら思案。
超久しぶりにざるそばがいいかな。
着席するまでざるそばにしようと思っていたのですが、急に温かいお蕎麦が食べたくなり、急遽かき揚げそばに変更。
それほど悩む事もないのですが、一食入魂を信条とする私としては、後悔するわけにはいかないのです。
消費税対応の張り紙。
庶民のささやかなランチにも、お上は容赦ありません。
注文してから何かが足りない事に気が付き、慌てて追加発注。
私としたことが卵を頼み忘れていたのです。
温玉をトッピング。
かき揚げが小さく見えますが、実は丼が大きいのです。
この店はデフォルトが大盛。
うっかりしていました。
温玉にしたのには訳があります。
月見にすると一気に黄身が流出し、出汁が黄色く混濁して本来の出汁の味も卵の味も区別がつかなくなるからです。
ゆずがたっぷり。
実は大きいかき揚げ。
出汁は関西風の淡口。
東京モンには物足りないかもしれません。
温玉も投入して食べ始めます。
少し茹で過ぎなのか、元々腰が弱いのかわかりませんが、柔らかい蕎麦。
とはいえ、この価格で大阪で食べる蕎麦としては、私は及第を与えたいと思います。
だからこそ時々来るのです。
温玉を割ります。
黄身の流出もなく作戦が奏功したと思ったのもつかの間、半熟の黄身部分が徐々に決壊し、いつしか出汁は一面黄褐色に。
卵道を極めたと自負している私としては、実に甘い詰め。
結果的には啜っても啜っても減らない蕎麦と、ウルトラQから一面黄褐色となった出汁と格闘する羽目に。
なんとか食べきりましたが、夜の焼肉には課題を残したランチとなりました。
隣の30代と思われるサラリーマンが盥のような丼の昆布蕎麦大盛を食べていたのには驚きました。
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