同僚のK君とは3日連続の飲み会です。
場所はディープな新宿歌舞伎町。
千葉に住む私は、滅多に来ないエリアです。
さくら通りを入ってすぐ。
飲食店と風俗店が軒を並べる、いかにも歌舞伎町らしい一角。
雑居ビルの二階にある四川料理川香苑。
隣のビルは一階が風俗案内所、二階が無認可保育園。
新宿を象徴するようです。
とりあえず先着の3名で乾杯します。
つまみとして二品頼みます。
干し豆腐とグリンピースの芽炒め。
豆苗です。
塩卵と長イモ塩味炒め。
もう一度乾杯。
辛さを示す唐辛子のマークがいくつも並ぶメニュー群。
期待が高まります。
セロリのさっぱり冷菜。
店員はもちろん中国人。
意思の疎通に若干困難があります。
お客さんにも中国人がいます。
アジアンタウンと化した新宿歌舞伎町らしい雰囲気ですが、見方を変えれば本場中国に食べに来ているようでもあります。
残業で遅くなったKさんがようやく到着。
ほぼ4年ぶりの再開です。
この店の勝手を一番知っているKさんに、追加のオーダーをお任せします。
もちろん辛いもの中心で。
棒々鶏。
実は茄子も入っています。
旨味のある味。
横から見ると、三層構造になっています。
最下層が豆腐、中層が鯛となっています。
言うなれば、鯛入り麻婆豆腐。
特製鉄板焼き餃子(鉄鍋餃子)。
棒餃子で、一つ一つが大きいので、当然餡も多くなります。
肉の比率が高いジューシーなもの。
紹興酒のロックに切り替えました。
「甕出しの方が美味しいですよ」
というKさんの勧めに従います。
またまた乾杯。
これもマストアイテム、特製唐辛子鶏軟骨炒め。
赤唐辛子がザクザク。
ナッツも入っています。
グツグツと煮立っています。
地鶏と生唐辛子炒め石鍋仕立て。
赤い唐辛子が危険なのはわかりますが、実は緑も危険。
うっかり口に入れたら、大変なことに。
辛さを和らげるために、紹興酒のロックが進みます。
もう満腹です。
「最後に担々麺とか炒飯はいかがですか」
とKさん。
私は担々麺一品で十分だな、と思ったのですが、K君はアグレッシブ。
「両方行きましょう!」
牛肉ピリ香りチャーハン(川香炒飯)。
美味しそうですが、ちょっと無理かもしれません。
担々麺も炒飯も辛いのですが、ずっと辛い料理を食べ続けたせいか、感覚が麻痺しています。
二つとも、大した辛さを感じずに食べました。
大好きな辛いものをたくさん食べられて大満足。
そういえば、今日はランチも香味亭尾和のヤバ辛茄子カレーを食べたのでした。
店を出ると、外は雨。
不慣れな新宿から、また遥々千葉の自宅まで帰らなくてはなりません。
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川香苑 本店 (四川料理 / 新宿西口駅、西武新宿駅、新宿三丁目駅)
夜総合点★★★☆☆ 3.5
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