3月いっぱいで契約が切れる派遣社員と、後任で来た派遣社員の歓送迎ランチ。
新型コロナウイルスで外出自粛の厳しい社会情勢ですが、せめてランチだけでもと思い、職場のある虎ノ門エリアでは人気の老舗洋食店「ケルン」へ4人で出かけました。
ここを選んだ理由は、美味しい事はもちろんですが、11時からランチ営業しているということ。
11時ならさすがに空いているはずで、禁じられている「3つの密」を避けることができると踏んだのです。
果たしてやはり我々が一番乗り。
オオバコの店内の端っこに案内されました。
この店は大好きなのですが、ダイエットがそろそろ終了という時になって、コロナウイルス蔓延の事態となり、すっかりご無沙汰です。
今週のサービスランチを見ると、なんとヒレカツ重の文字が。
わざわざ限定15食のために、単独メニューまで用意されていました。
「洋食屋さんの」という注釈にテンションも上がります。
コロナ対策に必要なパワーもチャージできそうなので、私はこれにします。
最初にポタージュスープが出てきます。
なるほど、日本式の洋食屋なら味噌汁が出てくるところでしょうが、ここはドイツ料理の店。
4人ともマスクをしたまま、おしゃべり。
6、7分して皆の料理が出てきました。
全員の料理が同時に出てくるように差配されているのが、さすがの名店。
重箱の蓋をあけると、そこにはもちろんヒレカツ重。
洋食屋さんで、しっかりと和食です。
グリンピースの彩りがアクセント。
玉子はもちろん、粗く溶かれたものが、絶妙な半熟でヒレカツを綴じています。
サクッとした衣とジューシーな豚ヒレ肉のバランスの取れたカツの揚げ具合は、さすがの仕事ぶり。
意外とご飯がみっしりと詰まっていて、食べ応えあり。
食後にドリンクを頼みました。
私はアイスコーヒー。
時計を見ると11時半を少し回っていますが、客席はまだかなり空席が目立ちます。
いつもなら満席で行列が出来ている時間なのに、これでは経営も大変でしょう。
夜は推して知るべしです。
職場に戻って、引継ぎの諸手続きを終え、今日が最後の派遣社員に花束を贈呈。
こんな環境下ですが、やはりセレモニーはしてあげたかったので良いランチとなりました。