在宅勤務も既に1ヶ月。
対策本部長の私は基本的には出社していますが、一人暮らしの息子の会社も在宅で、我が家に戻って来ている上に、私も飲まずに真っすぐ帰ってくるので、さすがに料理好きの妻も、毎日のおさんどんにストレスも溜まっています。
今日は、久しぶりの在宅勤務だった私に
「い志ばしの鰻が食べたい」
というリクエスト。
息子たちも当然ながら大賛成なので、電話で予約を入れて、車で取りに行きました。
お店は印旛沼湖畔の宗吾街道沿いにあります。
この辺りは街道沿いに何軒か鰻屋が並ぶ、さながら「鰻街道」。
かつて「キタナシュラン」にも認定された、地域の人気店。
行列の出来る人気店なので、順番待ちのお客さんでごった返すお店の裏も、新型コロナウイルスの影響で、全くお客さんがいません。
狭い店内はさすがに満席でしたが、お店で食べるために待っている人がいないのを始めて見ました。
待たなくて済むようにあらかじめ電話で予約しておいたのですが、その必要はありませんでした。
鰻弁当は2,280円。
安くて旨いお店でしたが、いつの間にか2,000円を超えるお値段に。
それでも、相対的には安い方でしょう。
お弁当は既に出来ていました。
お代を払って、鰻弁当4つを受け取ります。
家に帰って、早速頂きます。
蓋を開ければ、大きな鰻とご対面。
鰻にタレの焦げた香りが絡まり、実に良い香り。
思わず胃酸が分泌されてきます。
付いていた山椒とは別に、家にあった生わさびも卸して載せます。
名古屋のひつまぶし風に頂こうという考えです。
大胆に箸を入れ、ご飯と一緒にガッツリとひと口。
鰻の焦げたところが、また実に旨い。
蒸してから焼いてあることを感じさせない、直焼きのような固めの食感。
関西風、あるいは名古屋風ともいえるこの固さと、甘さを控えたタレは、お弁当にピッタリ。
思ったよりもご飯がミッシリと詰まっていて、いつの間にか腹パン。
とはいえ、鰻も多いので、ご飯が余ることはなく、むしろ大きな鰻を処理するには丁度いい位の大盛ご飯です。
大満足の贅沢パワーランチで、新型コロナウイルスに負けない抵抗力がつきました。
午後も引き続き在宅勤務。
たまの在宅勤務なら良いですが、連日となればストレスが溜まるのもよくわかります。
なんと言っても、外出できないのですから。