限られた出社日にどこでランチを食べるかは、昨今の私の最大の悩み。
偏ることなく、いろいろと回ってみたい気もしますが、それでは一巡するだけで何年もかかってしまいそう。
一方、コロナ禍でランチや飲みの機会が激減したことによって、「本当に行きたいお店」が浮き彫りになってきました。
散々あちこち食べ歩いた私ですが、新規開拓を除けば、新橋で「どうしてもランチで食べたいお店」は、改めて自問すると20軒もありません。
今日はそんなお店の中から、新橋駅前ビル1号館二階にある「正味亭尾和」を訪れました。
いわゆる「居酒屋ランチ」ですが、このコロナ禍で厳しい経営を強いられています。
もちろん「まん延防止等重点措置」のせいで、夜は商売にならないでしょう。
ダイエット継続中の私に揚げ物は厳禁。
鮭ハラミ焼き定食を頼みます。
入口で先払い。
PayPayが使えるのが、キャッシュレス派の私にはありがたい。
アクリル板で仕切られたテーブルに着席。
13時のレイトチェックインとはいえ、かつては満席行列だった新橋屈指の人気ランチスポットも閑散としています。
奥の厨房にいた店主にご挨拶。
脱サラをしてこの店を立ち上げた店主は、実は私の元部下なのです。
かくいう私も、今はシニア社員ですから、隔世の感。
ソーシャルディスタンスを保ちつつ雑談しているうちに、料理が出てきました。
鮭のハラミは、鮭では一番美味しい部位だと思います。
皮の焦げ目も美味しそう。
味噌汁が豚汁というのも嬉しい。
ご飯は少な目で頼みました。
ご飯は少な目にすると50円割引になります。
「正味亭」の名前の由来は、「正味」の料金だけでいいという意味なのです。
小鉢は野菜の煮物。
お新香も美味しいのは周知の事実。
「これ食べてみてください。朝挽きの豚モツが手に入るルートが出来たんです」
と、私のモツ好きを知る店主がサービスで「豚もつのピリ辛炒め」の試食を促すので、ありがたく頂戴することにします。
まずは豚汁から。
具沢山の味噌汁は、実に嬉しい。
鮭のハラミに大胆に箸を入れ、オン・ザ・ライス。
サービスの豚もつピリ辛炒めも、もちろんオン・ザ・ライス。
ホッピーが飲みたくなる味。
卓上の丸美屋ごましおをご飯に振りかけます。
昭和生まれの私にとって、丸美屋の振りかけは神。
0 件のコメント:
コメントを投稿