今日はショッピングで栄に出かける予定だったので、ランチの予約をしておきました。
妻が大好きな東洋軒のブラックカレー。
東洋軒は、宮内庁ご用達「東京東洋軒」(創業明治30年)の出張所として、昭和3年(1928年)三重県津市に誕生しました。創業以来伝統のメニュー「ブラックカレー」を食べたいと言うので、昨日のうちに予約しておきました。
お盆や年末年始でもない平日の名古屋のデパートは空いています。
レストラン街も然り。
人気の行列店「東洋軒」も予約するまでもありませんでした。
そのお陰かわかりませんが、半個室に案内されました。
ここなら家族の会話も弾みます。
店員さんが持ってきたメニューをチェックします。
とはいえ、妻主導でメニューは事前にフィックス済み。
カニクリームコロッケ二つをシェアし、あとは銘々で頼むことにします。
妻と次男、おご義母さんはブラックカレー、私はずっと昨日から気になっていたオムライスにします。
オオバコ店ながらも平日とあって、厨房が混んでいないのかもしれません。
大きな田原型のコロッケが三つ。
ソースはコロッケの下に敷かれているのが老舗洋食店らしいく気取った感じです。
サラダとともにプレートに綺麗に盛り付けられいます。
ソースにもカニの風味を感じます。
取り皿をお願いしておいたので、皆でシェア。
妻が言っていた通りカニの身がしっかり入っていて、カニ感をしっかり感じる「リアル」カニクリームコロッケ。
3人が頼んだブラックカレーが出てきます。
ルーをかけるスペースをあらかじめ開けてあるライスの盛り付けがナイス。
ポットに入った別添えのカレールーはまさにブラック。
松坂牛の背脂と小麦粉、秘伝のスパイスを合わせて三週間ほど煮込み続け、出来上がるまで1ヶ月かかるという手間隙のかかったカレーです。
らっきょうと福神漬けもついてきますが、これも一目でクオリティが高いとわかります。
ポットのカレーを一気にプレートに注ぐ次男。
これが正しい食べ方です。
私はお義母さんから小皿にブラックカレーを分けてもらって味見。
見た目は味が濃そうですが、そんなことはなく、むしろフルーツや野菜の甘みを感じます。
実に複雑で深みのあるカレー。
インドでも欧風でもジャパニーズでもない、確かにこれは唯一無二。
私一人が違うものを頼んだオムライス。
焦げ目ひとつなく実に美しい卵焼きに包まれたオムライス。
デミ&ケチャップかハヤシソースが選べますが、私はデミ&ケチャップソースをチョイス。
これも別添えのポットで出てきます。
そのポットからソースを自分でオムライスにかけます。
お店で出てくるようにちょっと格好良く。
準備も整ったので、オムライスにスプーンを入れていきます。
至福の瞬間。
卵焼きは外側は焦げ目が無い割に固め。
ところが中はしっかりと半熟です。
流石、名店のシェフの技。
口に運んでみると、卵は固い部分と半熟のコントラストが面白い食感。
チキンライスはバターをたっぷり使っていてリッチな味わい。
チキンも大きめのカットで存在感を感じます。
見た目以上の食べ応えで、終盤ちょっと苦しくなりましたがもちろん完食。
大満足です。
個室だったことと、平日で空席もあった事から食後もゆったりとおしゃべり。
お会計の時にレジの横に食べログ百名店の盾を見つけました。
2022年に洋食百名店に選ばれていたと知りました。
三重の老舗の出店ながらも、これも名古屋グルメだと思いました。
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東洋軒 名古屋三越店 (洋食 / 栄駅(名古屋)、栄町駅、久屋大通駅)
昼総合点★★★☆☆ 3.6
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