今回の名古屋帰省最後のグルメ巡りは堀田の住宅街にある「らぁ麺や 汐そば雫」へ。
お隣のベトナム料理「Dalat-Marimura」に食べにきた時に発見し、ずっと気になっていた宿題店です。
お義母さんと妻と次男の４人で訪れ、妻はお義母さんを連れてベトナム料理店へ、私は息子と雫の行列に並びます。
11時半の開店5分前で既に9人待ち。
10席しかないので一回転目は無理かなと思いましたが、小さいお子さんを二人を連れたヤングファミリーは二人用の小上がり席に案内され、我々はカウンターに座ることができました。
奥さんと思しき女性の優しい接客に、食べる前からほっこりします。
何を頼むかはあらかじめ決めてありましたので、入口の券売機で食券を購入。
私は味玉塩ラーメンの「あじ玉汐そば」、息子は醤油チャーシュー麺の「肉醤そば」です。
私は大盛りにしようと思っていたのですが、うっかり買い忘れて慌てて追加購入。
完璧だと思っていた事前対策も穴だらけです。
お水はセルフサービス。
食べログ百名店の常連の証であるステッカーが何枚もウィーターサーバーに貼られていました。
15分ほどとはいえ、炎天下で待っていたのでカウンター席に座って冷たいお水を飲んで人心地。
目の前には、やはり百名店の盾が飾ってありました。
今回の名古屋グルメ巡りで訪れた「東洋軒名古屋三越店」にあったものと部門は違えど同じ盾です。
まぜそばは大盛りが無料のようです。
後から食券を買ったお客さんで盛りのサイズを聞かれていた人が多かったので、まぜそばも人気メニューなのだと思いました。
入店から10分ちょっと待って、ラーメンが出てきました。
息子が頼んだ肉醤そばは、豚と鶏のチャーシューが丼一杯に。
どちらも４枚ずつは入っているでしょうか。
大盛りにした私のあじ玉塩そばは、スープの表面まで麺が見えています。
こちらは豚と鶏のチャーシューが２枚ずつとメンマ。
クリアなスープが見るからに美味しそうです。
息子がチャーシューを一枚ずつシェアしてくれました。
豚チャーシューは低温調理のレアチャーシュー。
肉の部位も違うものがあるようです。
まずはスープをひと口。
塩ラーメンと言いながら、塩味は控えめ。
お出汁のような優しい味わいで、私好みです。
続いて麺を頂きます。
やや平打ちの中太ストレート麺。
ツルモチっとした食感と喉越しがとても美味しい。
小麦の風味もしっかり感じて、スープとの相性も抜群です。
チャーシューは豚も鶏も厚切りですが、とても柔らかく仕上がっています。
もちろん肉質も上々。
大盛りにして良かったと思える麺。
息子の醤油ラーメンと交換して、少し食べてもらいます。
中盤で味玉に着手。
想像以上に柔らかい仕上がり。
箸で簡単に切ることができました。
卵黄も濃い色で、たまご好きの私はテンションもアップ。
ここで味変。
卓上の胡椒を挽きかけます。
そのまま一気に寄り切りました。
完食完飲です。
息子の醤油ラーメンも少し分けてもらいました。
麺は共通でしたが、そちらのスープもほんのりと魚介の風味を感じてとても美味しいものでした。
息子の隣のお客さんが煮干しそばを食べていて、それもとても美味しそうだったとの事。
使ったナプキンをゴミ箱に入れ、丼をカウンターに戻します。
ツーオペのご夫婦と思しきお二人へのささやかな協力。
お二人とも、人柄の伝わる優しい接客で、気持ちよくラーメンを食べることができました。
お店を出たのは12時過ぎでしたが、もう行列は途切れていました。
郊外の住宅地にあるので、土日はさておき平日はあまり混まないようです。
東京でこのクオリティと価格なら、行列の途切れない店となるでしょう。
是非とも、また伺いたいと思います。
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昼総合点★★★☆☆ 3.7
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