今日も名古屋は朝からグングン気温が上がって猛暑日です。
お義父さんの遅いお盆のお参りを檀家寺で済ませ、そこから車で10分ほどのとんかつの人気店に向かいます。
東区矢田、ナゴヤドームからも程近いところにある「矢田かつ」です。
12時から並び始めて40分。
創業昭和40年、味噌かつが名物。
「食べログとんかつ百名店」の常連店です。
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お店の駐車場は大きな通りを挟んだ真向かいにあります。
妻が車を止めている間に、私が行列の最後尾に並びます。
私たちの前には6、7組並んでいるようです。
並んでいる間に店員さんがメニューを配って注文を聞いていきます。
初回ですので、やはり名物の味噌とんかつ定食にします。
次男と私は上、お義母さんと妻は並。
ようやく先が見えてきました。
もちろんオン・ザ・ライスで。
いよいよ次が我々の順番となったところで、お店の開店中の札が準備中に裏返されました。
「本日の営業は終了しました」という看板も出されます。
ランチ営業の分は今並んでいる人で終了したのです。
11時半開店からわずか１時間20分のスピード閉店。
並び始めて50分でようやく店内へ。
すでに暖簾も店内に仕舞われています
店内は４人がけのテーブルが４卓とカウンター席。
カウンターの上には有名人の色紙が飾られています。
とはいえ、気取った雰囲気はなく、厨房の店員さんたちも、ホール係のアルバイトの女性たちも丁寧な接客が気持ちいい。
古いお店ながら磨きのかかったステンレスに、厨房スタッフの矜持が伺えて期待が高まります。
カウンター席には、使っている和豚もちぶたの説明が貼られています。
豚肉の筋切りで肉を叩く音や、美味しそうな揚げ音を聞きながら待つこと10分。
お待ちかねの上味噌とんかつ定食が出てきました。
並び始めてちょうど１時間です。
想像していたよりもはるかに大きく肉厚なとんかつ。
キャベツの千切りは山盛りです。
ご飯は150円プラスで大盛りにできるそうですが、普通サイズで頼みました。
味噌汁は嬉しい赤だし。
お新香もついています。
早速いただきます。
大胆にど真ん中のとんかつから。
1.５センチ位ありそうな厚みのあるとんかつ。
八丁味噌の甘辛いタレの加減が実に旨い。
肉は想像よりは固めですが、旨味を感じます。
先日「矢場とん」を久しぶりに食べたという妻は「こっちの方がずっと美味しい」と言います。
味噌かつに隠れていましたが、好物のスパゲティサラダが出てきて嬉しい。
お義母さんの並の味噌とんかつと一切れ交換しました。
並の方がロースの脂を落としていないので、脂身が好きな人はこちらの方が良いかもしれません。
卓上にあったごま塩と紫蘇のふりかけもオン・ザ・ライスしてフィニッシュに向かいます。
次男と妻と交代で行列に並んだのでまだマシでしたが、この炎天下で１時間待ちは結構ハード。
それでも美味しい味噌かつが食べられたので良かったです。
特に味噌ダレはとても美味しい。
生前お義父さんが贔屓にしていた緑区の百名店「とんかつあさくら」が昨年閉店してしまい、次なるとんかつ屋を探していた我が家にとっては、期待のお店。
「あさくら」は味噌かつではなく、衣も薄かったで、全くタイプが違いますが、名古屋のとんかつの選択肢が増えた今日のランチでした。
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矢田かつ （とんかつ / 大曽根駅、ナゴヤドーム前矢田駅、矢田駅）
昼総合点★★★☆☆ 3.7
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