O局長、H次長、M次長、W次長、そして私の6名。
お店の選定を任された私は天満の双龍居を予約。
美味しくてボリューム満点、しかも安いという三拍子揃った素晴らしい店です。
50代6名のシニアの集まりとは思えない非常に活気のある宴会。
スタートから皆元気です。
前菜は細切り中国豆腐から。
蒸し鶏。
小籠包。
ジャンボ餃子。
トマトと卵の炒め。
豆苗のニンニク炒め。
いずれの料理も美味しく皆さん大満足。
マスターも時折テーブルに顔を出し、様子を伺ってくれます。
店を選んだ私もちょっと鼻高々。
お酒は紹興酒に。
何本もお燗の徳利をお代わりです。
皆さん良く飲みます。
麻婆春雨。
ピリ辛は主賓のK次長は苦手なのですが、是非食べていただきたい一品。
もちろんこれも。
麻婆豆腐。
辛くも出来るのですが、ノーマルにしました。
油淋鶏。
私もここでは初めて。
なんせ202種類もメニューがあるのですから、4、5回来た所で食べ尽くせる訳もありません。
カリッと揚がった衣がクリスピーで旨い。
茄子のピーナッツ炒め。
テーブルに来たマスターと話していて、天津飯の話になりました。
「あれは浅草の中華料理店の人が考えたんです。中国には天津飯はありません。本当の中国の蟹玉は全然違います。食べてみますか?」
と勧められ、一堂了解。
しばらくして女の子が運んできた料理に
「これ頼んでませんよ」
と言うとマスターが飛んできました。
「これが中国の本当の蟹玉です。蟹の身を卵白でフワッと炒めたものです。作るの難しいんです」
確かに日本の蟹玉と全く違う料理ですが、塩味に卵白の食感がマッチして初めての感動。
「もう一つ試してください。北京から北の方で食べる酢豚です」
と出てきたのは酢豚とはいえ塩と油で整えられたプレーンなもの。
ケチャップ味に慣れ親しんだ我々には全く違った美味しさの発見。
さて、〆はもちろんこれを頼まないわけにはいきません。
一番人気の牛肉の四川風煮込み。
K次長には申し訳ありませんが、食べていただきましょう。
唐辛子と辣油が効いた激辛スープに煮込まれたキャベツと豚肉がたっぷり入っています。
一旦具を取り分けてから卵麺を投入。
しっかりかき混ぜます。
スープには唐辛子と辣油が浮いています。
辛いけど実に美味。
K次長だけでなく、参加メンバーがそれぞれに思い出深い昔の我が社の面白話を語ります。
記念品の贈呈も行い一次会はお開きとなりました。
写真を撮っていない料理もたくさんあり、相当食べて飲んだのに相変わらず驚くべきお値段でした。
天満は私のホームグラウンド。
仕上げの一杯で皆さんをお連れしたのはバーラ・トラヴィアータ。
急な階段を転げ落ちないように降りていきます。
カウンターだけの年季の入った渋いインテリアは50代の飲み会には相応しい店です。
二杯目はバカルディモヒート。
この世代が飲み屋で語ることといったら、もちろん仕事の話。
愚直なまでの愛社精神と、関西支社の将来を憂う気持ちからいつしか熱い議論に。
すっかり深い時間まで飲んでしまいました。
無事K先輩の送別お疲れ様会は終了し、家路へ向かう皆さんを天満駅で見送って、私は天神橋筋商店街を自宅へ向かってブラブラと歩き始めました。
4 件のコメント:
こんにちは、さとりりです。
勝田台の楚天にも「トマトと玉子炒め」がありますが
中華料理屋さんではメジャーなのですかね?
楚天で初めて食べて美味しくて
旦那さんと行くときはご飯頼んでオンザライスが定番です。
さとりりさま
トマトと玉子炒めは割とポピュラーだと思います。
しかしそれをきちんと美味しく出せる店は意外と少ないです。
楚天、懐かしいです。
一生懸命食べログで応援しましたが、まだあの家族は元気でやっているでしょうか。
さとりりです。
私は夜しか利用していませんが、
ご主人とご子息で頑張ってらっしゃいますよ!
相変わらず静かな店内ではありますが、
宴会をしているグループを見かけることもあり、
やはり常連さんやファンの方が少なからずいるのでしょう。
食べログで知って訪問して以来
私もファンになった一人です。
さとりりさま
それは安心しました。
本場の味が楽しめるいい店だと思っています。
大切にしたいお店ですよね。
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