野田阪神の地獄谷探検ツアーは続きます。
二軒目は案内役のAちゃんが
「メイドバーへ行きましょう」
と、再び迷路のような狭い道を歩いてその店へ向かいます。
「メイドバーってあのメイド?」
「私も最初はそう思ったんですけど違うんですよ」
看板がありました。
地獄谷冥土BAR。
メイドとは冥土のこと。
地獄の中の冥土という訳です。
奇妙な名前ですが、外観は洒落ています。
天満や福島の古い街が新しいお店によって変わっていくのに似ています。
しかし英語のスペルはMAID。
やはり冥土ではなくメイドです。
禁煙、チャージ無し。
先ほどの酒縁ゆるりよりちょっとだけ広いぐらい。
L字カウンターにマックス8人でしょうか。
気さくな店主がにこやかにお出迎え。
まさに地獄の中の冥土。
カウンターの反対側には若い男女4人連れ。
私は余市以来のニッカウヰスキーブームなのでBLACK NIKKAをロックで。
ウイスキー好きのAちゃんはTALISKERという渋いチョイス。
今日何度目かの乾杯。
バー巡りが好きな彼女は、こんな所も平気なようです。
チョコボール100円というのが気になりました。
お皿に入って出てくるのかと思ったら箱のまま。
味は三種類から選べるとか。
思わず笑ってしまいます。
「金のエンゼルが出ないかな」
と三個とも購入する大人買いですが、残念ながら全部ハズレ。
二杯目もニッカ縛り。
竹鶴のロックです。
彼女はダニソー。
Jack Danielのソーダ割り。
ガングロでちょっといかつい感じの店主なのですが、終始ニコニコしていて、彼の軽妙なトークに引き込まれます。
ここ地獄谷は、ママが70歳とかいう、それこそ地獄のようなスナックから、居酒屋やバー、小料理の店まで色々とあるそうです。
扉の向こうの未知の世界を探検するのも楽しそう。
店を出て再び迷路のような細い路地を抜けると、最初の商店街に戻りました。
どうやら地獄からも冥土から抜け出して、この世に戻って来れたようです。
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地獄谷冥土バー (バー / 野田阪神駅、野田駅(阪神)、海老江駅)
夜総合点★★★☆☆ 3.3
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