東京都清瀬市は埼玉県境に位置する西武池袋線の町。
私にとっては二度目の訪問となります。
南口の商店街へ。
程なく現れる赤いテント看板。
ここが井之頭五郎も吉田類も訪れた、食堂飲みの名店みゆき食堂。
集合時間の19時よりも10分ほど前に着きました。
入口にメニューが書いてありますが、これはほんの一部。
既に店内は食堂飲みを楽しむ呑兵衛たちで賑わっています。
年季を感じる店内。
飴色に変色したベニヤ板の壁にびっしりと貼られた短冊メニュー。
これこそが、この店の特徴。
一品一品の量が多く、そしていつの間にか新メニューが登場するとあって、その魅力を十分に堪能するためにはある程度の人数が集まったほうがベター。
「みゆき会」もそういう趣旨で開催されています。
予約の出来ないお店ですから、今日のメンバー8人が最初から並んで座るのは困難。
確かホッピーは無かったはずなのですが、メニューに発見し早速発注。
まずは4人で乾杯です。
とりあえず頼んだのは、ししゃも焼とニラ玉、ゴーヤチャンプルー。
メンバーが好きなものを一品ずつというルール。
期せずして私の大好きな卵料理が2つもオーダーされましたが、私はこれと決めていました。
ソーセージエッグ。
醤油をかけて。
玉子はやや固め。
そう言えば前回もそうでした。
「半熟で」
といえば、そうしてくれるのかは不明ですが、次回の課題です。
別のテーブルのグループからなめこおろしが回ってきました。
焼鳥を適当に頼みました。
串から抜いて、皆でシェア。
イカフライ。
これは炭酸アルコールが進みます。
ホッピーはナカをお代わり。
ナカの量が多いので、ソトは3杯いけそうです。
メンバーのお一人でノンアルの方が麺類を所望。
麺類やご飯物のメニューはこのエリアにあります。
わんたんめんを発注されました。
そして、やはり想像通りの巨大丼にナミナミで出てきました。
お新香の盛合せ。
ここでようやく我々8名が隣同士のテーブルに座れる時がやってきました。
既に1時間20分経っています。
本日の「みゆき会」のメンバー全員で乾杯!
もやしピリ辛炒め。
井之頭五郎を演じる松重豊の色紙もありました。
その横には五郎さんセットの短冊。
今頼んだもやしピリ辛は五郎さんが頼んだ料理なのです。
名物の玉ねぎフライ。
玉ねぎの厚切りを厚めの衣で揚げたシンプルな料理ですが、玉ねぎの甘みをしっかりと感じます。
固めの衣との相性も良く、酒のつまみとしては最高です。
自家製らっきょう。
これは私の希望で玉子焼き。
砂糖が入っているのと、焼き方の両方の理由でしょうが、焦げ色が半端ありません。
その割に中はふんわり。
卵の溶き加減も粗め。
全てが緻密な計算の上に成り立っているしたら、たまご好きの私も驚愕の玉子焼きですが、そんな事はないのでしょう。
でも、それが食堂らしくていいのです。
ホッピーから切り替え。
酎ハイは無いのでウーロンハイ。
アジフライ。
肉厚のアジは食べ応えあり。
もちろんハード系の衣がナイスな一品です。
これで300円は驚き。
名物ジャンボ焼き餃子。
丸々とした形は、いかにも手作り。
餡も素朴で家庭的な味。
これはお初にお目にかかるエビフライとじ丼の頭。
蕎麦屋的なつまみですが、さすがに蕎麦屋にエビフライはありません。
21時を回り、千葉に住む私はそろそろ帰らないと行けません。
別テーブルはかなり食べたようですし、私が帰った後もまだ食べたらしいので、驚くべきコスパと言えます。
次回はもっと早い時間からテーブルが一緒になれればいいなと思いました。
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