進化を続けるグランスタ東京ですが、丸の内北口の駅ナカに突如出現したのがラーメン雷東京本丸店。
あの松戸「中華蕎麦とみ田」が満を持して東京駅丸の内というエリアにあえて二郎インスパイヤ系で殴り込み、といったところでしょうか。
通勤経路でもあるので、何度か会社帰りに覗いてみたのですが、結構な行列で見送ってきました。
久しぶりに仕事が早く終わったので、東京駅に向かいます。
18時半前だったので、行列は10人ほど。
こんなに短い行列は初めてなので、今日こそは食べることにします。
行列は店から離れたところにあるので、店員さんから
「待ちますよ!時間大丈夫ですか?」
と声がかかります。
初見だと、行列が無いと勘違いするからです。
定番の雷そばにします。
席が空くタイミングに極太麺が茹で上がるように段取りしているのでしょう。
行列はお店から2、30mほど離れた場所にあります。
小麦の風味がしっかりと感じられ、ハード系ながらモッチリ感もあり、実に旨い。
一般的な二郎系は野菜マシやアブラマシなどは無料ですが、こちらは別会計。
私は生卵とアブラをトッピングします。
入口で受付の外国人女性の店員さんが待ち構えていて、私の食券を預かります。
にんにくの有無と、チャーシューをバラ肉か腕肉のどちらにするか聞かれます。席が空くタイミングに極太麺が茹で上がるように段取りしているのでしょう。
10人の行列は15分で先頭に。
先ほど食券を渡した外国人女性店員に呼ばれて、再びお店に戻ります。
オープンエアなカウンター席に着席。
同時に店員さんが紙エプロンを渡してくれます。
おっちょこちょいの私には、このサービスは有難い。
目の前には「心の味食品」の極太麺が見えます。
とみ田グループの製麺です。
着席して1分でラーメンが出て来ます。
迫力のあるバラ肉チャーシューが丼を覆っています。
チャーシューの陰に隠れていますが、野菜も相当な量。
これはトッピングしなくて正解でした。
「心の味」の文字が入った小鉢には生卵。
トッピングした追加のアブラも別皿で。
迫力の晩ご飯が揃いました。
私は年甲斐もなく戦闘モード。
気合を入れてラーメンに立ち向かいます。
生卵と追加のアブラものせて、準備は整いました。
まずはスープをひと口。
国産豚の背脂とガラを大量に使用し、20時間じっくり煮込んでから特製の醤油を合わせたパンチのあるスープ。
国産豚の背脂とガラを大量に使用し、20時間じっくり煮込んでから特製の醤油を合わせたパンチのあるスープ。
疲れた身体に染み渡る塩味が堪りません。
野菜をかき分けて、その下から麺を引き上げます。
やや平打ちの極太縮れ麺は、エッジの立ったもの。小麦の風味がしっかりと感じられ、ハード系ながらモッチリ感もあり、実に旨い。
これはかなり私好みの麺。
生卵に箸入れの儀。
麺や野菜に絡めます。
ニンニクとアブラも溶いて、スープやラーメンに馴染ませながら食べ進みます。
野菜も見た目より多く、丼の底から湧いてくるようです。
バラ肉にしてもらったチャーシューは、ロール状に丸めたもの。
分厚い肉には味もしっかり沁みています。
増量したアブラは、ダイレクトに内臓に作用しそうです。
「いい年をしてこんなものを食べていいのか」
と思いながら噴き出す汗を拭います。
まだ中盤にも至っていないのですが、ここで味変。
とみ田特製白と黒のダブルペッパー、一味、酢までフル動員して、幾度も味変します。
大一番となりましたが、なんとか力相撲で寄り切りました。
冬だというのに汗だくの私。
コートの前を開けて、冷たい空気を心地よく感じながら構内を歩いてホームに向かいます。
「まだ、俺も若いな」
と達成感に満ち溢れていました。
ラーメン 雷 東京本丸店 (ラーメン / 東京駅、大手町駅、二重橋前駅)
夜総合点★★★☆☆ 3.6
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