「大阪に行ったら絶対食べて下さい!」
と本社の後輩A君に勧められていた辛口料理 ハチ。
80才近いお婆さんが一人で切り盛りする謎の激辛カレー店。
月水金のランチタイムのみの営業とあって、自宅近くの店ながら訪問するチャンスに恵まれませんでした。
ところがそのハチが閉店という衝撃のニュース。
「もう食べられないのか。早く行っておけばよかった」
と後悔していた矢先に、熱烈なファンがお婆さんから店を引き継ぎ辛口料理 スズメバチとして営業を再開したとの情報が入りました。
夜も営業していることを目視確認。
なかなか治らない風邪を撃退しようと、薬膳効果を期待しつつの本日初訪問となりました。
ランチタイムは行列が出来る店も、夜は閑散としています。
お婆さんの時代から手を入れていないという内装。
ご飯は大盛無料ですが、夜はお客さんの好みの量にご飯を調節してくれます。
「昼の普通盛と同じじゃ多いですよね?」
とスタッフに聞かれたので、目の前で調節してもらいながらご飯の量を決めました。
この鍋の中に辛さの秘密が。
ルーはたっぷり。
お代わりも可能。
見るからにスパイシー。
ご飯を多めにした上に、大きな牛肉が乗っているのでかなりのボリュームです。
さて、頂きます。
いきなり辛い、というタイプではありません。
食べ進むうちに、口の中や胃の中が痺れてくるような感じ。
ジワジワと効いてくるボディブローのようです。
しっかり煮込まれた牛肉はスプーンでも簡単に切れる柔らかさ。
スタッフに聞くと、インド系スパイス5種類を調合しているそうで、チリなどの唐辛子系は使っていないとのこと。
辛さを中和します。
滝のような汗が出てきました。
ゴールは間近。
辛いとはいえ心地良い後味です。
もう一息。
完食です。
元々は件のお婆さんのご主人がやっていたお店だそうです。
それをお婆さんが引き継ぎかれこれ60年近く南森町界隈で営業していたのだとか。
高齢でお店を切り盛りできなくなったお婆さんから熱烈なファンの一人が経営を引き継いだのです。
つまり今の経営者は三代目という訳。
経営者は昼が担当だそうで、今日のスタッフは夜担当。
もちろんそのスタッフも前のお店の熱烈なファン。
しっかり汗をかき、薬膳効果もあったよう。
身体の芯から温まり、後はユンケルを飲んで寝るだけです。
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