晩ご飯はサクッといきたいなと思い、地元与力町の角打ち、西海酒販へ。
今日も賑わう店内。
自称安倍総理似の常連の主に聞くと、初めての方もいらっしゃるそうです。
最初は生ビール。
今日は晩ご飯を食べるつもり出来ました。
不摂生な私には野菜は絶必アイテム。
旨いえだ豆を頼みました。
おつまみは一律300円。
時節柄、ひやおろし。
東灘、泉酒造の手になる仙介。
穏やかで落ち着いた香り、滑らかな口あたりが特徴です。
さば塩焼きが美味しそうなのでオーダーしたら
「ごめん、さっき売り切れてん。アジの開きでもええ?」
と店主。
「いいですよ」
と私。
角打ちといえば、火の通った手間のかかるものは出さないのが一般的。
しかし、この店は、定番の名物料理も日替わりのスペシャルも、居酒屋のように充実しています。
ということで、メニューには無かったアジの開き。
お隣に立つ安倍総理から
「チーズ食べていいから、枝豆ちょうだい」
とプロポーザル。
「ええ、もちろんどうぞ!」
と私。
日本酒の二杯目は和歌山は名手酒造店の黒牛。
本生無濾過純米生原酒。
芳醇でボリューム感がありますが、まろやかで滑らか。
コストパフォーマンスが高い一杯。
お客さんのお一人から
「もしかして、キャノンデールさんですか?」
と聞かれました。
「いつも読んでるんです。しかしお酒がお強いですよね~」
と感心されました。
この店では、こうして名刺交換するのは三度目。
「ミナミは詳しいんで、是非ご一緒しましょう。その名刺のメールに連絡ください」
この店に来て、食べないわけにはいかない一品。
それはスガスペ。
玉子焼きのフライパンにウインナーと玉子三個を入れて焼く、当店オリジナルの素晴らしい料理。
塩胡椒だけでなく、カレーパウダーの風味がアクセント。
この流出ぶり。
たまご好きの私には、堪らない料理。
いい画像がいっぱい撮れました、
ご主人が
「ちょっと試してみて」
と薦める菊正宗 純米酒 香醸。
ラベルデザインは、白色の和紙にメタリックブルーの箔を使用した文字で爽やかな冷酒をイメージ。
高精米した白米を使用した吟醸づくりではなく、独自開発した新酵母(高香気 酵母)「キクマサHA14酵母」によるもの。
この酵母によって純米酒らしい旨みと余韻のある味わい、そして華やかな香りを併せもった酒質の開発に成功したそうです。
アルコール分15%、日本酒度-2.0。
フルーティーな香りと旨み。
確かに精米歩合70%の純米とは思えない味わいです。
ご常連の中に、自転車が趣味の方がいらっしゃいました。
私のペンネームがキャノンデールだということを知って、俄然トークが炸裂。
他のご常連お二人も巻き込んで、話題は自転車からお酒まで広がります。
誰とでもすぐに親しくなれるのが立ち飲みの良さでもあり、また、この店の良さでもあります。
結局、日本酒を三杯。
今日も寝落ちしそうです。
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