2019年1月16日水曜日

美味しい焼魚と茶碗蒸しが食べたくて、新橋の割烹「喰切料理 一楽」にアーリーチェックインして「鮭御膳」


今日は午後イチで新橋の本社で会議。
昨夜は飲み過ぎた挙句、自宅のソファで明け方まで寝落ちしてしまい体調は冴えません。
身体に優しい和食がいいな、と新橋ランチのカードから割烹ランチの喰切料理 一楽をチョイスしました。


アーリーチェックインの特典で茶碗蒸しが付くという情報を知り、再訪です。


11時半の開店直後に暖簾を潜ると、カウンターやテーブルには既にお盆と小鉢、それに茶碗蒸しがセットされています。
一回転目のお客さんには茶碗蒸しがサービスなのでしょう。


今日の気分は焼き鮭なので鮭御膳をオーダーしました。
注文を受けてから魚を焼くので、しばらく待ちますが、料理の期待感が高まる時間でもあります。
大鍋で何か仕込んでいるなと思ったら、ご飯の上にのって出てくるちりめん山椒でした。
道理で美味しいはずです。


10分ほど待って焼き鮭が出てきました。
これは立派で素晴らしい焼き鮭。
実に美味しそうです。


ちりめん山椒がのったご飯と、味噌汁も出て来て、役者は出揃いました。


まずは、手を付けずにとっておいて茶碗蒸し。
たまご好きの私には最高の一品です。


続いて味噌汁をひと口。
出て来た時からロックオンのなめこ汁。
わかめと豆腐が入った赤出汁に悶絶です。


ちりめん山椒ののったご飯も一口頂きます。


ようやくメインの焼き鮭に着手。


脂ののった鮭は、もちろんオン・ザ・ライス。
プリンとして柔らかく、それでいて歯応えのある鮭は、美味しく炊かれたご飯との相性も抜群。


小鉢の玉子焼きは、仄かに甘く、日本酒が欲しくなる味。


今日は飲みに行かないので、禁断のお代わりを自分に許します。
もちろんちりめん山椒はお代わりにもオン。


そして、前回食べに来た時からずっと気になっていた事をお店の方に尋ねます。
「あの、すいません。味噌汁のお代わりって、頂けますか?」
このわがままが無事に通りました。
何たる僥倖。
クラスの人気の女子にダメもとで告ったら、OKと言われたような、そんな気分です。
大好物の赤出汁。
しかも、なめこです。
汁マニアの私には、もう幸せ過ぎます。


心の中では小躍りしていますが、そんな事はおくびにも出さず、淡々と料理を食べ終えてお勘定。


「ごちそうさまでした」
と何度も頭を下げて店を出ました。

かつて新橋の桜田公園の対面の路地に太郎坊という割烹があり、そこがランチに供する焼き鮭が私の人生で一番だったのですが、そんな事を思い出しました。
あれほどの鮭を出す店は、不世出と言っていいと思いますが、今の新橋なら、花未月小次郎ととやはづき、そしてここだな、と思いました。

どうでも良いことですが、家に帰ったら、晩ご飯は焼き鮭でした(笑)



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昼総合点★★★☆☆ 3.6


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