2016年、大阪転勤から戻った直後に地元佐倉にオープンしたお店です。
オープンから3か月ほどして、飲んだ帰りの夜食で初訪問しました。
その時は馬辛らーめん味玉入りを中盛の普通辛で頼んで轟沈した苦い思い出があります。
馬辛らーめん味玉入り中盛(2016年6月) |
その記憶のせいで足が遠のいていましたが、その後ギャル曽根が食べに来たり、人気ユーチューバーが来訪するなど、テレビやネットで話題となり、最近ではこんな郊外にも関わらず平日のランチタイムに行列が出来る人気店となっています。
女性店主のゆるいツイッターも人気で、2020年4月には「感染防止のため閉店します」的な他店の貼紙が、風で飛ばされたのか自分のお店に張り付いていて、それを見た仕入れ業者さんが帰ってしまったという笑い話がバズッたことでも知られるようになりました。
2020年4月の店主のツィート |
最近、私のリモートワークランチは地元ラーメン店の温故知新シリーズ。
そういうわけで、今日は久しぶりに「らー麺つけ麺 おぐり」に来たのです。
もちろん外食好きの三男も付いてきました。
メニューが豊富な上に、ラーメン屋とは思えない創作料理もあるので、券売機はカオス状態。
それも承知の上で来たので、事前に予習してきました。ちなみに今日のスペシャルランチは黒毛和牛のゴロゴロビーフシチュー定食でした。
その他にも、ジャンボやきギョーザはまだわかりますが、炎のクリームブリュレやおぐりアイスは店主の趣味。
今日は辛いラーメンを避け、バカ馬正油らーめん味玉入にしました。
大盛まで無料ですが、普通盛にしておきました。
それでも150gあります。
カウンターに着席。
コロナ対策で、席の間隔を空けています。
そのせいもあって我々の後に行列が出来ましたが、店外で待つように案内。
対策はしっかりしています。
メニューが馬辛とかバカ馬というのも、そういう理由でしょう。
厨房は外国人スタッフに任せて、彼女は元気にホールで接客しています。
この店はデフォルトでも十分多いので、大盛を頼んで残さないように注意書きが貼られています。
メガ盛りで人気になったせいか、チャレンジャーが多く訪れるのでしょう。
無料だからと大盛を頼むのは、フードロスになりかねません。
私は無料のヤサイチョイ増しにしましたが、追加の有料トッピングも可能。
ちょうどお客さんが立て続けに入ったせいか、10分ほど待ってラーメンが出てきました。
デフォルトでも十分な迫力の二郎インスパイア系ラーメンです。息子のラーメンは120gの少なめ、味薄め、ヤサイは普通。
まだ若いのに控えめなオーダーは、我が子ながら情けない。
まずはスープをひと口。
しっかり醤油と塩分を感じます。
背脂のヌルヌルも好ましい。
馬辛にすると、このあたりの機微がわからなくなるので、バカ馬の方が私は好み。
ヤサイの上にはニンニクが大根おろしのようにのっています。
刻み生にんにくと醤油を和えたものでしょうか。
味噌っぽい気もしますが、味を確認する前に混ぜてしまいました。
極太の固めの麺を山盛りのもやしの下から引きずり出してレスキュー。
底からキャベツも出てきました。
麺は業務用生麺の老舗、船橋の山田食品製。
しょっぱ辛いガテン系スープとガチンコ勝負の小麦パワー。
チャーシューは厚切りながら柔らかい。
もやしをある程度やっつけて、ようやく麺が全貌を見せ始めました。
このスープは暑い時期には塩分補給になりそうです。
麺が多いので、まだ中盤には至っていませんが、味玉に着手します。
固ゆでを想像していましたが、思いのほか絶妙な半熟加減。
しかし、玉子の甘みもこのスープの前では無力です。
完食。
しかし完飲は控えました。
もういい年なのです。
ここの馬辛ラーメンは、辛さには比較的強い私にも厳しいものですが、バカ馬系ならいけることがわかりました。
創作意欲の高い店主は、最近昆布水つけ麺もスタートしたので、トライしてみようと思います。
らー麺 つけ麺 おぐり (ラーメン / 京成臼井駅)
昼総合点★★★☆☆ 3.2
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