宇ち多”で45分のサク飲みでエンジンを暖めた私は、踏切を渡って京成線の北側へ。
今日の本題のお店。
餃子の蘭州です。
事前に入手した情報では、お父さんの体調がまだ完全ではないので、餃子とラーメンができないとの事。
それでは蘭州が成り立たないのでは、と思いながらお店を訪ねると
「腰痛のため餃子とラー麺無し 羊料理のみ」
という貼り紙が入口に貼られていました。
開店直後のお店に入店。
カウンターに一席だけ空いていました。
お母さんにご挨拶。
お父さんもパッと見はお元気そうです。
冷蔵庫にも入口と同じ大きな貼り紙が貼られています。
臨時のメニューがカウンターに置かれていました。
息子さんが
「卵はあります」
と言うのでとりあえず烏龍茶玉子と紹興酒を頼んで、様子を見ます。
懐かしい、いつもの味にホッとします。
この透明な液体が、私をいつも乗り過ごさせるのです。
羊肉は好物。
セロリ、ネギ、青菜と一緒に炒められています。
唐辛子も入って、ピリ辛の仕上がり。
羊特有の香りが食欲を刺激します。
ご主人の故郷の料理でしょうか。
餃子やラーメン以外のものをこの店で初めて食べましたが、とても美味しい。
お父さんが元気になるまでの期間限定メニューなだけに、貴重な体験です。
地元の方々が
「やってるからびっくりしたよ」
と言いながら入ってきます。
お母さんや息子さんがその度に
「餃子とラーメン無いです~」
と声をかけます。
お店の再会を喜ぶ人がまだまだ来そうですから、長居は無用。
後は乗り過ごさないように帰るだけです。
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