2024年4月5日金曜日

【住宅街に佇む佐倉のアットホームな町中華「げんぺい」で、間違いない「もやしそばとチャーハン」】


聖隷佐倉市民病院で所用があり、その合間にランチ。
「この辺りには飲食店は無かったよな」
と思いながら検索すると、なんと近くに町中華を発見。
私好みの店のようなので、即決です。
病院から徒歩5分。
表通りにも面していない住宅街のど真ん中に、忽然と現れた町中華「げんぺい」
入口に置かれた出前仕様のスーパーカブにテンションも上がります。


暖簾を潜ってサッシの引き戸を開けると、そこは想像通りのアットホームな雰囲気。
壁には町中華の証である、黄色い横長アクリル板の一覧メニュー。


テーブル席が4卓。
柔和な奥さんがお水を運んでくれました。
私よりは年上ですが、とてもお元気そう。


450円のラーメンも気になりますが、野菜コンシャスの私はもやしそばにします。
そしてチャーハンも注文。
町中華の実力はラーメンとチャーハンで測るのが鉄則。
セットメニューがあれば良かったのですが、それは残念ながらありませんでした。
奥さんが元気な声で、奥の厨房に声をかけます。
ご主人がそれに答えて鍋を振り始めます。
なんともアットホームでほのぼのとした時間。


しばらくして注文した料理が出て来ました。


濃厚な餡掛け仕立てのもやしそば。


こんもりと丸く盛り付けられたチャーハンもいい感じ。


まずはスープをひと口。
相当な粘度の餡は濃い目の味付け。


そのドロリ系スープをかき分けて、麺を引き上げます。
町中華らしいシンプルな中華麺が、むしろ好ましい。


具材はもやしの他、豚肉、にんじん、にら、ネギが入っています。


チャーハンにもレンゲを入れます。


ややしっとりしたチャーハンです。
具材はネギ、タマネギ、蒲鉾、グリンピース、豚肉。
こちらも、やや塩味が強い味付けです。


餡を食べ進み、私のアミラーゼによって次第にサラッとしていきます。
餡に隠れていたスープは鶏ガラベースの醤油味。
これまた王道の味。


レイトランチでお腹が空いていたのでラーメンとチャーハンのダブルは楽勝だと思っていたのですが、中盤から急速にペースが落ちて来ました。
もう若くはないと実感。


なんとか寄り切りましたが、腹パンを通り越して苦しい。
でも、満足度の高いランチとなりました。
頼んでもいない水を注ぎたしながら
「なんだか、すっきししない天気ですね」
と一見の私に話しかけて来る奥さん。
その人柄が伺える優しさです。
「地元佐倉にこんな店があったんだ」と感動。
「灯台下暗し」という言葉がぴったりだと感じたお店でした。

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げんぺい中華料理 / 京成臼井駅
昼総合点★★★☆☆ 3.2

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