引越荷物の整理はほぼ終わり、山のようなダンボールを捨てに行き、時計を見ると19時過ぎ。
やることはまだまだあるが、今日はもうやめ。
世の中はクリスマス・イブで浮かれているのです。
私もその雰囲気ぐらいは味わいたいもの。
とはいえどこに行けばその雰囲気を味わえるのか全くわからない私が思いつくのは居酒屋。
天五(天神橋筋五丁目)の天満酒蔵に行けば、一人酒でも間が持つだろうと足を向けました。
想像通り天神橋筋商店街はクリスマスディナーの恋人たちや家族連れ、プレゼントを買ってもらった子供たちで賑わっています。
JR天満駅を過ぎると天神橋筋商店街のハートランド、最もディープなエリアにこの店はあります。
商店街に面して昼酒の聖地。
暖簾をくぐって威勢のいい声に迎えられます。
カウンター席に座り、おびただしい数の短冊に目をやりますが、すぐには決められません。
とりあえず生ビール、そして人気の湯どうふ。
出汁で煮た豆腐にとろろ昆布が入ってます。
大阪の居酒屋スタイル。私の目の前にどて鍋。
どうみてもどて煮なのですが、どて焼といいます。
塩を振られて積まれています。
いわしは三匹いたのですが、写真は一匹食べた後。
しいたけ焼。を頼みました。
私に料理が運ばれてくる時に「どて前!」とカウンターの中の板さんがホール係のお姉さんに声をかけます。
これは、私がどて焼の前に座っているから。
他に「おでん前」、「油前」(フライヤーの前)などという符牒でカウンターのお客さんに料理が運ばれます。
そんな人間観察も居酒屋の楽しみ。
串かつを頼みました。
大阪の居酒屋ですからね。
お酒は焼酎のお湯割りに切り替えます。
おっと、濃いよ、これ。
私の左手、入口に近い所がおでん鍋と焼台があるところ。
気になったのでおでんを注文。
定番中の定番です。
ゆっくり焼酎のお湯割りを舐め、おでんをつつきながら店のお客さんや店員さんとの会話を楽しみます。
クリスマスイブにこの大衆酒場に飲みに来るのですから、すでに世間の感覚とは相当ずれている人。
概ね40代以上の男一人、あるいは私と同世代がそれ以上の男女といった構成。
もやしをつまみながら三杯目のお湯割り。
しかし、私もこの会話がどれだけ間が抜けて面白いかわかってしまう札幌オリンピック世代なのでした。
お勘定は2,900円。
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