天神橋筋商店街三丁目の一角を東に入った路地にいつもいい香りのするカレー屋があります。
どい亭というレンガ造りの外観の店。
ランチ&酒場というネーミングが気になります。
この日は比較的早く会社が終わり、晩ご飯を食べに来ました。
店内は想像以上に狭くてびっくり。
カウンター席は7人。それ以外に立ち席のような止まり木バーの席が4つ。
手前には年配紳士が既にかなり酔った状態で陣取っています。
厨房も猛烈に狭いですが、そこににこやかな年配夫婦。
壁のメニューを見れば、カレー以外にツマミもあります。
狭いカウンターにはワインのボトルが並び、どうやら「酒場」とはこのことのよう。
私はカツカレーにしました。
赤ワインをグラスで注文。
ライトな赤を舐めながら、カレーについてくるサラダをツマミます。
目の前に巨大な肉塊が。
店主に伺うと、これがビーフカレーのビーフだそう。
一人前ずつ作る時にカットして鍋に入れるのでしょう。
さて、私のカツカレー。
店主は冷蔵庫からやおら牛肉の塊を取り出し薄くスライスを始めました。
おっと、私が勝手に思い込んでいたのが間違い。
ここは大阪。
カツはトンカツではなくビフカツなのです。
手前の小鍋でルーを温めながら、奥のフライパンで豪快にビフカツを揚げます。
期待が高まります。
想像以上に早く出てきました。
大きなお皿に大きなビフカツののったカレー。
サクサクの衣のビフカツの手前にはルーの湖。
ビフカツの中はレアな状態。
柔らかくジューシーで、マイルドな味わいのカレーとの相性も良し。
これで1,100円。
浪速っ子にはちょっと贅沢なお値段ですが、手抜きのない一品でボリュームもあるのですから納得でしょう。
ちなみにビーフカレーは750円。
私の後に1歳ぐらいの男の子を連れた若い夫婦がやって来ました。
酔っぱらいの老紳士二人連れ、若い家族三人、そして単身赴任の私。
なんだか暖かい気持ちになり、店主夫妻の謝辞に見送られて商店街へと店を後にしました。
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