「フォースクエアでお友だちのYUKIさんという方から一度ご一緒したいと言付かってます」
と言われました。
位置情報アプリで友だちになった方が、私の行きつけの店をなぞるように食べ歩きしていて、竹うちにも訪れたそうです。
ブログを書いたりしていると色んなことがあるものです。
連絡を取り合い、YUKIさんともうひと方の3人で、その竹うちでオフ会をすることになりました。
約束の時間にお店で待ち合わせ。
こういう経験は何度かありますが、やはり不思議な感覚。
胡蝶蘭がありました。
7月27日で5周年を迎えました。
最初は厳しかったそうですが、今ではすっかり人気店。
仕入れも調理も確かな旨い魚が安く食べられる店ですから、一度来れば病みつき間違い無し。
今日はなぜかガランとしていましたが、実は私と同じ19時からの予約で満席だそうです。
贔屓の店が繁昌なのは嬉しい限りですが、ふらっと一人で行っても入れない時があって、それはちょっと悩みの種。
約束の時間にお二人が現れました。
YUKIさんことSさんと、その上司のKさんです。
「はじめまして」
と生ビールで乾杯。
今日も悩む美味しそうな黒板のお品書き。
この店は小鉢を頼んで、お造りに進み、それから煮魚や焼魚に進むのが定石。
「まずは小鉢から一人一品ずつ選びましょう」
と提案。
Kさんはいわし生姜煮と南蛮漬。
Sさんは釜上しらす。
楽しいオフ会の始まりです。
Kさんは私のグルメ情報に興味津々。
次から次へと質問攻めです。
もちろん私もお二人からグルメ情報を聞き出します。
お二人の職場は梅新の近くとあって、私とランチエリアは重なりますが、情報交換してみると意外とお店は重ならないものです。
やはり会社によって行く所が違うのでしょう。
お造りは剣イカとたこぶつを盛り合わせてもらいました。
Kさんが金目鯛味噌漬をチョイス。
もちろん賛同です。
一人だと種類が食べられないのですが、3人だと日頃我慢している料理が食べられて嬉しい限り。
いい具合に漬かった金目鯛は実に美味。
この店はご主人は和歌山の出身。
紀州太平洋の旨い魚が入って来ます。
東京の人間には聞き慣れない名前の魚があったときは是非とも頼むべし、とお二人にこの店の楽しみ方をお伝えしました。
私がチョイスしたガシラ煮付。
ユメカサゴというカサゴの仲間ですが、関西ではガシラといいます。
プリプリとした食感。
もちろんほっぺと目玉を優先で頂いちゃいました。
Sさんは目板カレイ唐揚を。
私はまたもや一番美味しいところを。
そこらの寿司屋よりも旨い寿司を出すのがこの店。
近々お客さんを接待に連れてくるというKさんに
「お寿司は最初にキープしておいた方がいいですよ」
とTIPSを。
前回も食べて美味しかったというSさんのリクエストにより鉄火巻。
太巻のようなボリューム満点の鉄火巻。
マグロ感満載の食べ応えで、幸せな気分になれます。
冬場はなんといっても丸々太って脂の乗った鯖棒寿司が一押しなのですが、夏場は鯵炙り寿司。
さっと炙った厚みのある鯵を酢飯と合わせた棒寿司。
これにはお二人も大満足。
仕事を離れて、飲み食い好きの方と、飲み食いしながら、飲み食いの話。
これほど楽しい事はありません。
お店の情報交換は尽きませんが、次は実地にお店をご紹介。
二軒目に私の止まり木にご案内することにしました。
「次回お客さんを連れて竹うちに行った後、ここに流れるといいですよ」
とご案内したのは南森町のバーホワイトラベル。
「これがあの タマゴサンドですね!」
私のブログでご存知でしたが、突出しで出てきた実物のタマゴサンドに大感動。
これにはマスターも苦笑い。
お二人はこのお店も気に入ってくれたようです。
私が言うのも変ですが、ご愛顧をお願いしました。
帰りの電車の時間もあるので、オフ会は終了しKさん、Sさんは家路へ。
入れ替わりに現れた、千葉から定期的に来阪する元住民のHさんと会話。
ふと後ろを振り返れば、何と我が社の営業のM部長を始めとする一団が。
聞けば、美尋から流れて来たのだとか。
こうやって自分の好きな店を使ってくれると、紹介した甲斐もあります。
0時を潮時に私は腰を上げましたが、彼らはまだまだ盛り上がっていました。
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