ちょうど一週間前の日曜日でしたが、その日は予定を変更して山口県を走ったところ、台風が予想よりも南の進路を取った事もあって、雨にも降られずに走ることができました。
しかし、その後に発生したスーパー台風と呼ばれる大型で非常に強い台風19号の影響が連日ニュースで報じられ、大変気になっていました。
このままだと、私が大阪に帰る時にぶつかるかもしれないと思っていましたが、台風のスピードが非常に遅く、フェリーも瀬戸内海航路ということもあって、今日の出港までには影響が出ないだろうと期待していました。
昨日は九州最後の夜を小倉で華麗に締めくくり、久し振りに朝寝坊。
ホテルの外は、風がやや強いものの雨は降っていません。
運航状況を阪九フェリーのホームページで確かると、下り便は既に欠航が決まり、上りの泉大津行きは13時に決定との事。
11時にチェックアウトしてそのままロビーで13時までまんじりともせずに待っていましたが、13時にホームページを確認すると、まさかの欠航。
念のため阪九フェリーに電話したところ、
「16時半に臨時便を出すかもしれないので、予約をお持ちで、かつ16時半に港にいる方に限りご案内を予定しています」
「その臨時便って、出ないかも知れないんですよね?」
「はい、お約束はいたしかねるので、16時半の段階で、臨時便も欠航になる可能性があります。いかがなされますか?」
私は猛烈なスピードでいろんな可能性を頭の中で考えました。
もちろんフェリーに乗って帰りたいのですが、16時半で風雨も強まってから欠航になると、そこから走って大阪に帰るのはとても無理。
かといって台風が上陸する明日は余計走れないし、明日の夕方のフェリーも欠航間違い無し。
ということは予定していた火曜日に出社できません。
だったら、まだ風雨が強まっていない今走った方が良いと決断しました。
臨時便を断り、小倉駅で職場へのお土産を買って、いよいよ大阪に向けて走り出すことにしました。
時刻は14時。
ナビゲーションでは6時間26分後の20時24分に着くと表示されています。
でも、車ではありませんから、そんなに早く着くはずがありません。
走行距離は544キロ。
まずは腹ごしらえ。
関門橋を臨むめかりパーキングエリアのレストランで遅いランチです。
ROYALの看板が見えます。
ファミレススタイルのレストランなのでしょう。
一階はお土産などを売っています。
二階がレストラン。
関門橋が窓越しに見えるナイスビューですが、台風が近づいているため曇天です。
これから550キロも走るかと思うと、私の気持ちも沈みがち。
一般的なファミレスメニューに混じってご当地B級グルメがありました。
門司港焼きカレー。
門司港焼きカレーについて、特に決められた定義はありません。
基本は「ごはんの上にカレーをかけ、チーズと玉子をのせてオーブンで焼く」というものです。
しかし、お店によって玉子がのっていないものもあるため、少なくとも
①カレーとチーズがかかっているこ と
②焼いていること
の2つの条件が揃っていれば門司港焼きカレーと呼んでいるようです。
このあたりは昨夜の小倉焼きうどんと同じく、ゆるい感じの定義となっています。
逆に言えば、各店趣向を凝らしたユニークな門司港焼きカレーが楽しめるともいえます。
昔、東京の浅草橋で初めて焼きカレーを食べたことがありますが、それももう10年近く前の話。
アツアツなので、猫舌の私は要注意です。
ルーの味は特筆すべきものではありません。
サービスエリアのファミレスですから過度の期待は禁物。
とはいえ、ボリュームは満点。
これから激走するためのエネルギーチャージとしては相応しい高カロリー食です。
私としたことが迂闊でした。
玉子に気付くのが遅く、かなり固くなっています。
テーブルに運ばれて来た時は半熟だったはず。
失態です。
グラタンやドリアのように器の端にこびりついたチーズが焦げています。
ここが旨いんです。
食べ終わってバイクに乗る支度をしていると、広島ナンバーのライダーたちと出会いました。
私のナンバーを見て
「これから大阪ですか!?」
と同情されました。
私も泣きたい位ですが、そうも言ってられません。
しっかり支度を整えて、バイクに跨りました。
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めかりパーキングエリア(上り線)レストランコーナー (定食・食堂 / ノーフォーク広場駅、関門海峡めかり駅)
昼総合点★★★☆☆ 3.0
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