2016年5月26日木曜日

久しぶりにくぐった錦糸町の名店「三四郎」の暖簾。相変わらず魅力的な女将の所作を眺めながら下町ハイボールともつ焼きを楽しむ

今日は仕事でパリから来日したIさんを、共通の友人I君とともに3人で囲む会。
Iさんとは大阪時代にも何度もご一緒した仲です。
そんな彼女に、古き良き昭和居酒屋の名店をご案内しようと錦糸町で待ち合わせ。


南口から徒歩5分ほど。
その名も三四郎


早めにチェックインしないと、人気のもつ焼きはヤマになってしまいます。


昔ながらの短冊メニュー。
コの字カウンターとテーブル席は昭和な佇まい。


I君は業務の都合で残念ながら不参加となりました。
今日の三四郎は是非とも行きたかった、と残念な弁。
予約は二人でお願いしましたが、カウンター席のいいところでした。Iさんと二人、再会を祝して生ビールで乾杯です。


もちろんツマミのチョイスは、Iさんにお任せ。
食の都パリでも味わえない、珠玉の居酒屋メニューの中から、まずはもずく酢たこぶつ、そして定番のポテサラ。


カウンターの前が一気に賑やかになります。


そして、私が頼んだのは煮込豆腐
豆腐が入ったもつ煮込は欠かせない一品。


忘れてはならないのは、もつ焼き
この店は早い時間に串が無くなるので、早めのオーダーが肝要です。


焼きはご主人。
表の通りに良い匂いが流れていることでしょう。


かしらしろは塩で。


レバはたれで。


私は名物の焼酎ハイボールに切り替えました。


下町ハイボールとも呼ばれる、茶色い梅エキス入りのハイボール。
葛飾、墨田、江戸川、足立などの下町エリアでは、ハイボールといえばこれ。
戦後の混乱期に、進駐軍のウイスキーハイボールを模して、焼酎甲類の炭酸割りに色を付けた代用飲料が始まり。
そんな講釈をIさんに垂れる私。


ここからは私の好きなものを。
マカロニサラダハムカツです。


揚げ立て、サクサクのハムカツの内部は、薄切りハムのミルフィーユタイプ。


実に美味。


揚げ物には炭酸。
焼酎ハイボールが進みます。


「玉子料理は頼まなくていいですか?」
と、私のたまご好きを知るIさんの勧めに応じ、にら玉を発注。


柳川鍋のような器で出てきました。


絶妙の半熟加減。


玉子は二個使いで、落とし玉子もありました。


黙々と焼き台に向かっていたご主人は、串がヤマになって入り口で休憩。
一方、スリムで背筋のピンと伸びた女将は、足取りも軽やかにコの字カウンターの中を踊るように行き来しながら、お客さんたちと軽口を叩きます。
「あんな風に老いたい」
とIさんも羨望の眼差し。
私よりも私の母に近い年齢でしょうが、チャキチャキとした下町らしさと、品の良さを兼ね備えた彼女の魅力は、5年ぶりの訪問でも衰えるどころかむしろ増していました。
旨い肴と旨い酒、楽しい雰囲気を味わって、驚くべきお会計の安さ。
大満足の名店です。



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