晩ご飯は昨夜に続いてカレーです。
といっても、今日は大衆路線。
八重洲地下街にあるサラリーマンの味方、カレーショップアルプス。
スタンド形式の昭和なカレー店。
コロッケ、チキン、チーズの三種類は15時~19時の間、タイムサービスでなんと290円。
確かに「えっ!?東京駅でこの値段???」という謳い文句も納得です。
入口の券売機で食券を購入します。
290円カレーでも良かったのですが、厚切りハムカツというボタンが目に飛び込んできました。
ハムカツ好きの私は、これしかありません。
海外の旅行者が多いのか、英語のメニューまで備えられていました。
インバウンドパワー恐るべし。
私の前に並んでいたいたお客さんが目玉焼きトッピングをしていたので、驚いて券売機に戻ります。
さっき何度も確かめましたもですが、やはり玉子のボタンはありません。
カウンターのお母さんに
「あの~、たまごってここで頼めるんですか?」
と恐る恐る聞くと
「はい。50円です」
と現金決済のシステムを案内します。
「生はあるんですか?」
「目玉焼きだけです」
そんなやり取りの末、目玉焼きトッピングをゲット。
焼き置きなので、すぐに出てくるのです。
福神漬けはお店のコンセプトに似つかわしくない無着色。
これをどっさり投入します。
看板に偽りなしの厚切りハムカツ。
ハムカツにはうるさい私も納得です。
早速頂きます。
ルーは昔懐かしい昭和のスタンドカレー風味。
今や死語となったドライブインや学食などで出てきた、あの甘めの業務用の味です。
チェーンの立ち食い蕎麦屋でも今時出さないでしょう。
ハムカツは揚げ置きですが、まずまずの味。
カレーとの相性はバッチリです。
目玉焼きにフォークを入れます。
焼き置きとはいえ、きちんと半熟なのは嬉しい。
甘めのルーと絡めて。
今日はバスの発車時間を気にせずにサクッと食べられそうです。
実に懐かしいカレーを食べました。
意外と若いお客さんも多く、昨今のスパイシーカレーブームにあって、この味を支持する人もまだまだ多いのだなと思いました。
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