私が大好きな餃子の「蘭州」。
ご主人の腰痛の悪化などがあって、休業のまま北口再開発が始まってしまい、お別れのご挨拶が出来ないままでした。
息子さんのブログで、年明けに南口の奥戸街道沿いに移転オープンすると知り、楽しみに待っていました。
今日は、「宇ち多”」でエンジンを暖めた後、アーケードを抜けて「蘭州」新店舗へ。
以前は韓国料理の店だったところを居抜きで開店したそうです。
看板からは「餃子の店」という文字が外されています。
メニューが店頭に貼られています。
餃子は焼餃子が無くなり、水餃子だけ。
ご主人が腰痛で体調不良だった時の羊料理メニューがメインに切り替わっています。
満員だったら待とうと思っていましたが、開店直後ということもあってか、まだ空席がありました。
4人掛けのボックス席もあるので、友人たちとも来れそうだなと思いました。
私はカウンター席に座ります。
厨房は奥にあるので、料理の上げ下げをする奥さんが大変そう。
オープン直後なので息子さんが手伝っていますが、お母さんが心配です。
新年のご挨拶と開店のお祝いを告げ、まずは紹興酒と水餃子を頼みます。
水餃子に香菜をのせてもらうのを忘れたので、慌てて発注を修正。
懐かしいビジュアルの水餃子が出て来ました。
厨房からわざわざ持ってきてもらうのが憚られる距離。
白菜もたっぷり入って、栄養のバランスも良い感じ。
注文を受けて、皮から作る手造りの餃子は、皮が厚くてモチモチプリプリ、餡はみっしり入って柔らかく、そのコントラストが実に美味。
ここに来たら老龍口を飲まないわけにはいきません。
高粱で作った個性的な白酒。
乗り過ごしの危険度が高まりますが、実に旨い。
老龍口を飲みながら待つことしばし。
期待の羊ラーメンが出て来ました。
羊料理は苦手な人もいるでしょうが、私は大好物。
食欲をそそるスープの香り。
香菜もたっぷりのっています。
まずはスープをひと口。
見た目はクリアですが、中華ベースの味にしっかりと羊の風味。
少しピリ辛な香辛料も効いていて、実に旨い。
もちろん今までの醤油ラーメンとは全く別物です。
麺は以前と同じ中太の鹹水多めの緩やかな縮れ麺。
羊肉は薄くスライスされています。
初めての羊肉チャーシュー、最高です。
スープは飲み干したいほど美味しかったのですが、腹パンでギブアップ。
すっかり小食になってしまいました。
お会計の時に、また奥さんとお話しました。
まだまだ慣れないお店でのサービスに苦労は多いと感じました。
自分に何かできることがあるわけでもなく、少しでもご主人と奥さんの負担が減ると良いな、と思いながら電車に乗り込みました。
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