2024年7月4日木曜日

【西新橋トワイライト立ち飲みはしご酒② 夜の居酒屋モードが素晴らしい「蕎麦 さだはる」の旨いつまみと旨い蕎麦】


「鮨処 みやこ」でエンジンを暖めた我々は、まだ明るさと熱気がこもる西新橋を歩きます。


二軒目の立ち飲みは「蕎麦 さだはる」
ランチタイムはメガ盛りの立ち食い蕎麦屋、夜は居酒屋営業という知る人ぞ知る名店。
私は虎ノ門に勤務し始めた2016年から新橋に戻るまでの4年間、愛用させてもらいましたが、コロナ禍を挟んで5年振りの訪問です。


夜の営業はハイチェアを使った着席スタイルですが満席でした。
「立ち飲みでも構わないです」と店主に告げます。
むしろ立ち飲みたかった我々には幸いな状況。
カウンターの空きスペースに陣取ります。


ホッピーでリスタート。


つまみを頼みます。
「ここは本当に何を頼んでも旨いんですよ」
と、まるでお店の回し者のような「さだはる推し」の私。


N君は冷やしトマトをリクエスト。


「さだはる自慢」の私は、数あるつまみの中から特にお気に入り、かつお薦めの料理をチョイスしてN君にプレゼンします。
まずは絶品のちくわ天ぷら
立ち食いと侮れない美味しい天ぷらなのです。
もちろん揚げ立てアツアツ。


塩で頂きます。


そして私がこの店を愛して止まない理由のひとつが玉子サラダ
いわゆるタマゴサンドのフィリングです。
これが大人食いできるのですから、たまご好きの私には堪りません。


ホッピーはナカをお代わり。


更にたまご料理をもう一品。
フワフワの焼きたて出し巻き玉子


5年振りの「さだはるの玉子尽くし」に、幸せしかありません。


テーブルが一卓空いたので、そちらに移動を勧められます。
三杯目のホッピーとともに、締めの蕎麦も注文。


締めの蕎麦はかけに限ります。


N君はざるそば


私は田舎そば


そして「さだはる」といえば、取り放題の薬味とサービスの玉子。
テーブルの真ん中にドンと置かれた薬味は天かす、大根おろし、わかめ、ネギの四種。
ランチタイムも然りですが、これが取り放題なのです。


やや太めの田舎そばを、早速手繰ります。


たっぷりの薬味を入れたそばつゆにくぐらせて啜ります。
久しぶりでしたが、相変わらずの腰、風味、喉越し。
蕎麦屋ですから蕎麦が旨いのは当たり前ですが、立ち食いとは思えないクオリティなのです。


サービスの温玉もそばつゆに投入し、箸入れの儀。


流出した卵黄に蕎麦を絡める至福の時。


大満足の「さだはる飲み」。
お会計の時にご主人に
「久しぶりにお邪魔しました。美味しかったです。ごちそうさまでした」
と告げると
「以前、時々カウンターでお一人でいらしてましたよね」
と私のことを覚えていてくれました。
贔屓のお店に覚えてもらえるのは、幸せな事。
二人で4,000円ジャストのお会計を支払いお店を出ます。
三軒目は、猛烈にカチカチのドリンクを出す立ち飲み屋に行く予定でしたが、ここでN君がギブアップ。
次回は「さだはる」から再スタートすることにしました。

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蕎麦 さだはるそば(蕎麦) / 内幸町駅虎ノ門駅新橋駅
夜総合点★★★☆☆ 3.5

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