2024年9月14日土曜日

【次男の誕生日会は「築地すし大 本館」。炎天下に1時間15分並んだ後のビールとお寿司は抜群に旨かった】


我が家恒例の家族の誕生日会。
今月は次男です。
ちょっと誕生日よりは早いですが、皆の都合が合う土曜日のランチ会は、彼の希望で築地すし大。
コロナ前は予約のできる別館で時々食べていましたが、別館は長期休業中。
インバウンド人気と相まって、並ぶしかない本館のランチは大行列です。


覚悟の上で臨みましたが、開店直後の10時50分で既に20人以上並んでいます。
通りの角まで伸びた行列の最後尾に並びます。
気温は33度。
熱中症対策で持ってきた日傘と団扇が命綱です。


一回転目のお客さんが出始める11時半頃、ようやく行列が動きます。
お店の前の日陰の長椅子に座ることができて、ようやく人心地。
3人の息子たちとおしゃべりしながら時間を過ごします。
妻は場外で買い物中。


ようやく先頭になりました。
絶賛買い物中の妻を呼び戻します。


並んでいる間に
「4人掛けのテーブルに分かれてお座りいただくことになります」
とお店の方に言われていたのですが、
「一つのテーブルでお座り頂けるようにお席をご用意できました」
と嬉しい心遣い。


二階席の入口脇。
ちょっと窮屈ですが、長椅子側に三人、反対側の椅子に二人で着席。


何をおいても、まずはビールです。
スーパードライの瓶を頼みます。
冷えたグラスが嬉しい。


早速乾杯。
「誕生日おめでとう!」


ホール係の女性は優しい方で
「暑い中お並び頂いてありがとうございます。どうぞゆっくりお召し上がりをお選びください」
と回転効率を上げるような事は一言も言いません。
冷えたビールの味も一段と美味しく感じました。


お寿司はいつも頼む勝どきにしました。


このコースは最後に好きなものを一貫選べます。
本日のおすすめから選ぼうかなと、壁のメニューを眺めますが、息子たちは550円追加のウニが気になるようです。
「まだ、お選びにならなくても大丈夫ですよ。お寿司はいっぱい出て来ますので、ごゆっくりお考えになってください」
と先ほどの女性。


お酒を頼んだ3人には南蛮漬けの突き出しのサービス。
汗をかいた身体に、酸味が心地良い。


壁のメニューに「あん肝ポン酢」を見つけました。
息子たちが子供の頃から好きなので、つまみで注文します。
ホール係の女性に別館休業の理由を尋ねると、板前さんがコロナ禍の休業ででやめてしまい、その後の募集がなかなか難しいとのこと。
すし大の寿司を握るにはそれなりの経験が必要でしょうから、やはり簡単にはいかないのでしょう。
「いつでも開けられるように準備はしてあるんですけどね」
と聞いて、早く良い職人さんが見つかることを願います。


握りが出て来ました。
小皿に少しずつ。
いっぺんにでてくるよりも、握りたてが食べられるのでこの方が嬉しい。
玉子焼き平目スミイカ甘エビ


平目は塩が振ってあるので、そのままで。


玉子焼きはほんのり甘いお寿司屋さんの味。


二皿目は金目鯛生ホッキ


三皿目は大トロ穴子巻物二種
巻物は鉄火赤貝のひもでした。


大トロはかなりの脂ですが、くどく無く柔らかくて美味しい。


穴子はフワッとして、濃口の煮切りとの相性も抜群。
これは家族が皆絶賛。


最後のお好みの一環。
妻はアワビで。


息子たち3人と私は550円プラスで国産ウニにしました。
濃厚な味のウニがしっかり山盛り。
軍艦巻きのパリっとした海苔も美味しい。


振り返ると後ろのテーブル席は空いています。
お客さんは次々と無理やり入れないのか、回転はゆっくりです。


締めのお椀は注文の時にいつ持ってくるか聞いてくれたので、全員最後でお願いしました。
そうした気配りが出来ない店もままあるので、古くからの下町寿司屋の良さを実感します。


お味噌汁はアラ汁仕立て。
磯の香りとともに、楽しく美味しい誕生日会は終了です。


お会計を済ませて表に出ます。
一段と気温は上がったようですが、エアコンの効いたお店でビールをたくさん飲んで美味しいお寿司を食べたので、あまり暑さは感じませんでした。

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昼総合点★★★☆☆ 3.6

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