2024年9月9日月曜日

【御徒町路地裏の町中華「珍満」で名物の昭和焼きそばと手のし餃子を633で流し込む】

 

今日は比較的早く仕事が終わりました。
サクッと一杯飲んで帰ろうと向かったのは御徒町。
路地裏にある町中華の名店「珍満」です。


19時というピークタイムですが、運良く行列はありません。


ドアを開けると、元気のいいホール係のお姉さんに
「いらっしゃいませ!」
と声をかけられます。
「すいません、焼きそばと餃子、まだあります?」
といきなり聞いてくるオジサンを訝りもせず
「はい、ありますよ!」
と答えてくれるお姉さん。
ずっと振られ続けていた珍満の「焼きそばと餃子」の黄金の組み合わせに出会えるのは5年ぶり。


カウンターの一番奥の席に案内されます。
つまみを何にしようか思案。
昔ちょくちょく通っていたころよく食べた味付け玉子を追加します。
ホールスタッフは3人いますが、ワークしているのは彼女だけなので、捕まえるだけでも大変です。


必死で手を挙げて、ようやくスタッフのお姉さんをゲット。
味付玉子はすぐに出て来ました。


瓶ビールはもちろん大瓶。
「大人の義務教育 633」は「町中華で飲ろうぜ」の通り、町中華の基本です。


喉の洗浄も終えて、まずは味玉から。
と思ったら、想定外に餃子が早く出てきました。


名物手のし餃子はジャンボサイズが5個。
キツネ色の焦げ目もナイスな仕上がりです。


「さあ、味玉から」
と思ったら、今度は焼きそばも出てきました。


売り切れたら困ると思って一気に頼んだせいで、自分のイメージしていた段取りとは異なる展開です。


焼きうどんのようなプレゼンスと、醤油の香りが、私をノスタルジックでセンチメンタルな気分へと誘います。


段取りが狂って出鼻を挫かれましたが、餃子を頂きます。


分厚い手のしの皮の中は、ミッシリと餡が詰まっています。
オーソドックスに辣油と酢醤油で。
ビールがグイグイ進む美味しさです。


焼きうどんのような焼きそばを引き上げます。
アツアツの湯気が嬉しい。
柔らかくて腰の無い太麺に醤油と中華スープ、たっぷりの化調で整えられた素晴らしいB級グルメです。


具材はシンプルにキャベツ、豚肉、人参、もやし、キクラゲ。
麺が最も柔らかいという構成です。


頼んだ料理が一気に出てきて慌てましたが、その後は体制を立て直し、学校給食で培った「三角食べ」の技法を駆使して事態の収束を図ります。


ちょっと前のめりになってしまった久しぶりの「珍満」でしたが、満足度は120点。
客層は若い人が増えた気がしますが、かく言う私も初めて来たのは20代後半。
私はその頃来ていたオジサンたちになったということでしょう。
長い付き合いのお店が今も変わらずに続いていることに感謝します。
お会計は2,060円でした。


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中華珍満餃子 / 上野御徒町駅御徒町駅上野広小路駅
夜総合点★★★☆☆ 3.5

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