2012年5月9日水曜日

南森町の路地裏に潜むドB級下町中華「おばちゃんとこ」でラーメン丼の謎を解明

自宅近くの下町中華おばちゃんとこ
インパクトのある店名と、謎のラーメン丼なる料理がずっと気になっていたのですが、土日が休みのため訪問のチャンスは平日の夜だけ。
21時閉店なので残業の多い私は中々訪問できませんでしたが、今月は仕事も一段落してようやく来ることが出来ました。

南森町地下鉄3番出口から北に向かってすぐですが、看板が出ていない時は発見できません。



店はマッサージ屋と洋服屋の間の路地の奥。
ここを入っていきます。


奥へ。


更に奥へ。


ありました。
おばちゃんとこ


狭い店内は10人も入れば一杯のコの字カウンターだけ。


吉本芸人関西のタレントの色紙が壁にいっぱい。



三枝師匠の写真も。


創業48年!



ラーメン丼は手間がかかるので昼は5食限定。



まずはビール
そしてネギ盛餃子もやし炒めを頼みました。


キリンラガー
赤いデコラのカウンターに映えます。


もやし炒め
美しいと思うもやし炒めはレア。


これは旨い!
味付けのスープがもやしの水分と混ざってB級にしては薄味で飲めちゃいます。


炒め物のスープ、初めて飲んじゃいました。


こちらは特製胡麻ダレネギ盛餃子


少し羽付きのルックス。
胡麻ダレネギの風味がマッチ。


ニンニクが効いた餡。
ノーマル餃子も絶対おいしいと思わせる味でした。
次回頼んでみよう。


さて、問題のラーメン丼が登場しました。
700円。


とろみのある餡は野菜がたっぷり。
まるで中華丼のようです。


野菜をかきわけると下からご飯ならぬラーメンが現れます。
たっぷりの生姜が効いてます。


ラーメンを食べ進むとその下から何やら別のものが。


おや、天津飯!


種明かし。
ラーメン投入前はこの状態だったのです。


餡が塩味ベースであったのは、天津飯とのマッチングも考えたもの。
また、ラーメンライス的な側面もあります。


既に相当量を食べている私の胃はほぼ満タン。


それでもこのドB級料理が美味しくて結局完食です。
2000キロカロリーは摂取したでしょうか。


おばちゃんとこというネーミングの由来を奥さんに聞いてみました。
もともとは現在鍋を振るご主人のお母さんが賄っていたお店で、お客さんが「おばちゃんとこ、食べに行こ」と言ったことから付けた名前だとか。
当時は餃子専門店で、ご主人の代になってから他の中華メニューも始めたそうです。
その名物おばちゃんは20年前に亡くなりましたが、その後28年おばちゃんの気持ちを受け継いでいるのです。

気持ちのいいご夫婦の「ありがとうございました!」という声に見送られ、暗い路地から賑やかな商店街へと戻りました。



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夜総合点★★★☆☆ 3.2

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