妻が帰省中の土曜日の晩ご飯。
三男と二人で向かったのは勝田台の町中華「栃尾」。
お気に入りの「中華ソバ篤々」のはす向かいにある町中華です。
お気に入りの「中華ソバ篤々」のはす向かいにある町中華です。
赤テントが町中華の王道の佇まい。
Uber Eatsではなく、岡持ちで出前もやる今時貴重なリアル町中華です。
暖簾を潜って店内へ。
随分久しぶりですが、全く変わっていません。
壁には黄色いアクリル板の手書きメニュー。
しかし、その手書きメニューは見にくいので、手元のメニューをチェックします。
町中華といえば、瓶ビールの大瓶。
グラスがJINROなのがシュール。
まずは、大人の義務教育633で喉を洗浄。
厨房は息子さんが仕切っています。
お父さんはだいぶ身体が弱っているので、もう鍋は振らないようです。
もう一つ、町中華と言えば野菜炒めと餃子。
どちらも外せないマストアイテムです。
餃子は丸いお皿にゴロゴロっとのって出て来るところが、意表を突かれます。
家庭の餃子のようなプレゼンスと味。
我々が食べている時に、お爺さんが現れ
「餃子一個」
とテイクアウトを注文します。
「持っていきますよ」
とご主人が答えるので、近所のご常連だとわかります。
相当長く濃い人間関係が想像されます。
息子が頼んだのは五目カタイ焼きそば。
バリバリとした太い揚げ麺にトロみのある餡が絡んで、いい感じ。
私が頼んだのはタンメン。
野菜を取らなければ、というヘルスコンシャスな考えからです。
たっぷりの野菜炒めがのっています。
最初に食べた野菜炒めと被ったような気もしますが、そこは不問に付すことにします。
スープは塩味ですが、野菜炒めと混じり合い、その分濃厚な味となります。
麺はもちろん仕入れ麺ですが、中太の緩やかなウェーブの麺は、スープとの絡みも良好です。
コロナ禍を挟んで5年振りの訪問。
前来た時は鍋を振っていたお父さんが、今はホールのお運びにも難儀をする様子をみて心配になりました。
これからもお元気でいて欲しい、と思いながらお会計を済ませて店を後にしました。
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