コロナ禍となって間もない2020年6月にオープンした大衆酒場「若林」。
ひとりホルモン焼きとジンギスカン、しかもつまみも充実という新業態。
なにより船橋の増やま系という間違いないバックグラウンドです。
しかし、コロナ禍とリモートワークが相まって、ずっと訪問する機会がないまま今日に至りました。
残業でしたが、20時過ぎに船橋着なら行けるだろうと途中下車してお店に向かいます。
本店にお邪魔するときに、この店の前は何度も通っていますが、暖簾を潜るのは初めて。
コの字カウンターの右奥の席が空いていたので案内されます。
目の前のコンロに期待が高まります。
まずはドリンク。
もちろん黒ホッピーからスタートです。
つまみメニューは増やまと同じラインナップですが、ホルモンやジンギスカンなどのメニューがあるのが、当然ながら若林の特徴です。
コンロに焼き網がセットされ、火が点きます。
まずは好物のカシラとハツで探りを入れます。
宇ち多”や寅屋などで焼いてもらうホルモンはもちろん美味しいですが、ひとりホルモン焼きは、自分の好みの焼き加減にコントロールしながら、お酒の進み具合に合わせてマイペースでつまめるのが最高です。
お酒を飲むと、食事のペースが遅くなる私にはピッタリ。
ホルモンの切り身は分厚いもの。
串焼きとは違って、豪快で食べ応えもあり。
カシラは割と脂が多い身でした。
意外と焼けるまで時間がかかるので、まとめて焼いていくことにします。
こんな発見や創意工夫も、ひとり焼肉の楽しいところ。
ホッピーはナカをお代わり。
相当濃い目のカチカチなタイプ。
ジンギスカンにも手を出します。
ご常連と思しきお隣さんのオーダーに相乗りして「クセの強いラム」というのをホワイトボードから選びます。
かなり脂身の多いラムです。
ナカは三杯目。
コンロにラム肉をのせると、羊特有の匂いが立ち上ります。
苦手な方も多いと聞きますが、私は好物なので気分も高まります。
大好きな羊が船橋で食べられる幸せを噛みしめます。
ちょっと野菜不足なのが気になったので、オニオンスライスを頼みます。
不健康な生活を送っていますが、実は健康オタクなのです。
タレとの相性も抜群です。
お隣に座っている常連さんとホール係の親切なお兄さんと、新参者の私を交えたトライアングルな会話が始まります。
フランクなお隣さんは、ボトルの期限が切れるから、と私にキンミヤを分けてくださいました。
こんな出会いも楽しい。
コロナ禍が終わり、ようやく日常が戻ってきたように感じます。
続いては本命のマトン。
匂いもより強くなります。
当たり前ですが、ラムよりもクセは更に強くなりますが、それが旨い。お会計は3,210円。
キンミヤをかなり分けてもらったので、本当なら4,000円くらいかもしれません。
お店の様子もわかったので、次回はもう少し上手く組み立てが出来そうです。
お酒もかなり頂いたので、今日はハシゴはせずに真っすぐ帰ることにします。
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