残念ながら「蘭州」にはお別れを告げられなかったものの、「張小姐餃子」でしっかり餃子を楽しんで、会の目的は達成。
会長のH先輩は一軒で帰宅といういつもの流れ。
残ったI君、S君と私の三人は、吞んべ横丁に向かいます。
戦後の香りが色濃く残る、小さなスナックや居酒屋が軒を連ねる飲み屋街の余命もあと僅か。
この原風景をしっかりとカメラに残しておきます。
二軒目は、やはり立ち退き対象となっている寿司屋「江戸安」。
京成立石駅北口の立ち退き対象のお店は、どこも駆け込みのお客さんで賑わっていますが、比較的スタートの早いこの町で21時過ぎといえば、深めの時間。
そのせいもあってか、運良くすんなりと入ることが出来ました。
突き出し的にもずく酢を注文。
二軒目は芋焼酎のロックでスタート。
危険を顧みない大胆な選択です。
メニューを眺め、展開を考えます。
と言っても、ここは後輩たちが食べたいものに委ねることにします。
何を頼んでも美味しいことはわかっているのですから。
と言いながら
「自家製厚焼き玉子!」
と注文したのは私です。
たまご好きの私には外せないアイテム。
一手間かけて海苔に巻かれた厚焼き玉子は、見た目も味もアップグレード。
こんなところも下町の名店と言われる由縁です。
板わさとお新香も。
芋焼酎のロックはたちまちお代わり
デンジャラスゾーンに自ら踏み込んでいきます。
そこへ、注文した握り寿司が出て来ました。
イワシ、カンパチ、カツオ、赤エビ。
活きのよいネタは、実に美味。
巻物も頼みます。
後輩につられて今日は食べ過ぎかもしれません。
安くて美味しいお寿司を供してくれた江戸安さんを出て、再び周辺を散策します。
長きにわたりお世話になった京成立石駅北口とも、もうお別れです。
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