不定期開催のI君、K君との飲み会に、焼肉好きのN先輩をフィーチャーすることになりました。
なんとN先輩が取締役として就任した会社がK君が務める会社、という不思議なご縁。
I君も昔勤めていた会社とあって、実に狭い世界に驚きます。
I君も昔勤めていた会社とあって、実に狭い世界に驚きます。
そのN先輩が推奨する焼肉屋が巣鴨にあり、今日は普段は足を向けない場所での宴会です。
駅からほど近い商店街にある「炭火和牛一頭焼肉 錦」。
本郷三丁目の「房家」の優秀な仕入スタッフがこちらのお店にスカウトされて、こちらのクオリティが上がったという先輩の説明です。
狭い階段を下りた地下にあるお店。
テーブルは既にセットされています。
I君と私が約束の時間より早く到着して一番乗りでした。
メンバーが揃うまで、メニューをチェック。
肉の種類、ランクなど幅広いラインアップです。
アルコールの種類も豊富ですが、残念ながらホッピーはありませんでした。
約束の時間にN先輩とK君がほぼ同時に現れました。
早速生ビールで乾杯です。
焼肉好きなのにノンアルの先輩はウーロン茶。
七輪の炭火とタレも用意され、いよいよ宴の始まりです。
大船に乗った気分です。
最初はキムチ4種盛りと塩サラダ。
スタートは厚切り特タン芯。
いきなりすごいものが出てきました。
網が熱くなったところで焼いていきます。
あまり焼きすぎず、かつひっくり返さない方が私の好み。
伝説の焼肉屋、西成「政ちゃん」の教えを忠実に守っています。
レモンで頂きます。
こんなに食べ応えのあるタンは初めてです。
しかも、こんなに分厚いのに柔らかい。
先輩絶賛の出来たて白菜キムチ。
いわゆる浅漬けです。
浅漬けらしい白菜のシャキシャキした食感が感じられて、とても美味。
私はアルコールをメガ角ハイボールにチェンジ。
メインの肉盛りが運ばれてきました。
厳選極上和牛の希少部位が船盛状態で登場です。
極上六種盛り。
左から肩芯、上もも、みすじ、芯々、サーロイン、特選ヒレ。
順々に焼いていきます。
「舌がとろける」
とか
「ほっぺたが落ちそう」
などという稚拙な表現しか思い浮かばないのが忸怩たる思いですが、本当に旨い。
私の好きなホッピーがあることに今頃気がつきました。
アルコールは黒ホッピーに切り替えます。
久しぶりのN先輩との会話も弾み、会は大いに盛り上がります。
ホッピーはナカをお代わり。
ここまではN先輩があらかじめお店に頼んでおいてくれた料理ですが、ここからは当日発注。
炙りタンしゃぶです。
薄くスライスされたタンをサッと炙って。
更に炙り焼きしゃぶ。
生卵ですき焼き風に頂きます。
赤身の炙り寿司が出て来ました。
このプレゼンテーションに、仕掛け人のN先輩以外は思わず
「おぉー!」
と声を上げます。
まさか、肉のお寿司とは。
見た目と違って、さっぱりした美味しさです。
こんな豪華な焼肉ではなく、今度自分が来たときでも頼める普通の肉で、このお店の実力を知りたいと頼んだのが並ハラミとカルビたれ。
見た目は完全に上のそれです。
アルコール再びメガ角ハイボールに戻します。
タレだけでなく、先ほどの生卵にもつけて。
いずれも980円でこのクオリティなら、大したもの。
N先輩推奨のカルビ肉チャーハンと、私がリクエストした冷麺で締め。
デザートも、やはり先輩推奨の杏仁豆腐。
抹茶も選べますが、私は白にしました。
美味しい焼肉を食べながら、コロナ禍を挟んだここ5年ほどのお互いの動静から、何十年も前の思い出話まで話は尽きません。
先輩の想定よりも食べ過ぎ飲み過ぎで、お会計は思ったよりも高く11,000円通しとなりましたが、価値のある焼肉宴会でした。
先輩が仲のよい優秀な仕入れ担当の中国人女性が表まで見送りに来てくれました。
なんと、おめでたでお店をやめるそう。
この店の今後の仕入れの動向が心配です。
この後私は巣鴨からはるばる千葉まで帰らなければなりませんが、ありがたいことに、ノンアルの先輩は私と同じ駅なので、今日は乗り過ごす心配はありません。
炭火和牛一頭焼肉 錦 (焼肉 / 巣鴨駅、大塚駅前駅、大塚駅)
夜総合点★★★☆☆ 3.5
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