近鉄四日市駅前の「あさひ食堂」で食堂飲みの昼酒をキメた私は、お土産の永餅を買うためにJR四日市駅の方へ歩きます。
公共交通機関も乏しく、20分ほどかかっても歩く方が早いのです。
しかし、猛暑日の上に日陰となる高層建築もないため、日傘だけが頼り。
汗かきの私は、大量の発汗により血中アルコール濃度が高まるばかりです。
ようやくたどり着いた金城軒。
太白永餅の看板と店構えが渋い名店です。
店内に入ります。
クーラーが効いていて、ようやく人心地。
ショーケースに並ぶ商品は太白永餅だけ。
数の違いで箱の大小があります。
四日市のなが餅としては、もう一軒「笹井屋」が有名ですが、そちらは名古屋市内や東京でも購入可能。
やはりお土産は、その土地でしか買えないものが良いと思い、金城軒まで歩いて来たのです。
帰りはJR四日市駅から名古屋に向かいます。
近鉄より本数が少ないですが、ちょうど10分後に出る列車がありました。
その車中で、一本だけ買った太白永餅を試食します。
餅の皮は薄く、焦げ感が強いのが金城軒の特徴。
その分、餡の占める割合が高くなります。
その餡は甘さを抑えたつぶし餡。
こしあんでもつぶあんでもない絶妙な食感も美味しさの秘密かもしれません。
食べ終わったところで列車が動き出しました。
いつの間にか眠りに落ちた私は、名古屋駅まで熟睡していました。
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