今日の二階建て企画の後半は、神戸餃子のハシゴ。
約一年ぶり、7回目になります。
一軒目はぼんてん。
中華街にほど近い路地裏。
既訪のぼんてんセンタープラザ店は弟が切り盛りしていますが、こちらが本店。
なんとも雑然とした店内は強烈なB級度を放っています。
17時過ぎとあって、カウンターだけの小さな店に先客は一人。
本を読みながらビールを飲み餃子を摘んでいます。
店内を見渡し、システムを確認しようと思いますが、メニューがありません。
神戸餃子に多い「二皿縛り」があるのかな、と思ったからです。
「何個焼く?」
ぶっきらぼうな店主の問いに
「あ、いくつとか決まりがあるんですか?」
「一人前7個や。別に何個でも焼くよ。その代わり追加は無しやで」
「あ、じゃあ二人前で」
今日は飲み友達のAちゃんと二人で3軒ハシゴの予定なので、一人一人前で済むならその方がベター。
「そんなんで足りんの?まあええわ」
怒っているのかいないのかよくわかりません。
「うち、初めてか?」
ハードロックなTシャツにちょんまげの店主は年齢不詳ですが、私とそんなには変わらないはず。
「はい」
「そやろな」
怒っているわけではなさそう。
どうやらツンデレのようです。
ビールを飲みながらしばし待ちます。
卓上の調味料。
もちろん神戸餃子のマストアイテム、味噌ダレが。
小皿で自分好みのレシピでタレを作って待ちます。
店内にはタイガースのラジオ放送が流れています。
ベイスターズにこてんぱんにやられているのが不機嫌の原因なのかはわかりませんが、何度も鍋を開けて、ブスッとしながら焼け具合を確認します。
そういえばセンタープラザの店もタイガース一色だったことを思い出しました。
程よく焼けたところで出てきました。
美味しそうなきつね色。
味噌ダレにつけていただきます。
一つ一つが小さいミニ餃子。
やや固めの皮、野菜が多めの餡、素朴な神戸餃子のオーソドックスなスタイルは赤萬の流れを汲むもの。
今日は日本酒からのスタートだったので、ようやくビールが飲めてAちゃんも私も一息。
1,200円という喫茶店のようなお会計を済ませて
「ごちそうさま」
と店を出ました。
「おおきに。ありがとう」
と店主の見送る声。
やっぱりツンデレなんだ。
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ぼんてん (餃子 / みなと元町駅、元町駅(JR)、元町駅(阪神))
夜総合点★★★☆☆ 3.1
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