今日は居酒屋という感じではないし、スパイス系の晩ご飯がいいかな、と考えていると、通知設定にしてあるお気に入りのお店のツイートが飛び込んできました。
しかも、続けて
「本日より宮崎産和牛を使用した、マレーシアのスープ料理、オクステールスープをご用意しております。マトンスープ同様、西洋式パンと共にお楽しみ頂けます。チョウク初登場です。」
というツイートがありました。
「Warning オクステールスープですが、和牛を使用している為、脂分が濃厚です。ご理解、ご了承ください。」
という説明まで。
脂分濃厚、上等じゃないですか。
ご理解、ご了承しましょう。
18時半前はまだ明るい大阪。
会社から10分ほど歩いてそのお気に入りのお店、亜州食堂チョウクに来ました。
ドアを開けてびっくり。
カウンターには支社のグルメご意見番にして「ウォーキングあまから」の二つ名を持つT女史が座っていたのです。
そういえば、彼女はこの店の超常連ですから会う可能性は高いのですが、そんなことを全く考えずにドアを開けたので、びっくりしたのです。
一人飯のつもりで来たのが、飲み会的な展開の予感です。
まずはビール。
私もそれにしましょう。
お料理はもちろんチョウクおまかせ。
2,500円のコースにしました。
1,500円でチョイ飲み、という選択肢もあります。
最初は前菜。
人参とキャベツのベンガル風、ゴーヤのマサラ揚げ焼き、チキンのピックル。
いきなりアジアの風を感じるプレートに嬉しくなります。
焼きなすのサンバル和えと茹で卵。
アジア料理は加熱した玉子をよく使います。
たまご好きの私には、そこもポイントが高いのです。
スパイシーでピリ辛な味付けは、アジアンならでは。
暑かったので、もう一本ビール。
T女史の向こう側に座っていた男性が
「私が飲んでいるバーバーバーは美味しいですよ」
とご親切にもアドバイス。
お一人様が多いこの店のカウンターは、自然と人のつながりができるようです。
それもアジアンが好き、という共通項があるからでしょう。
ベトナムビールバーバーバー。
すっきりした飲み口ですが、アジアビールにありがちな物足りなさは感じません。
結構いけるかも。
ヤムヌア(網焼き牛肉の辛口和え)。
タイ料理、インド料理でテーブルの上に東南アジアの風が吹きます。
大阪に居ながらにして東南アジア小旅行といった雰囲気です。
パクチーの風味とピリ辛な味付けがビールに合います。
タイ焼酎を飲んでみようと思いましたが、どちらがいいのかわかりません。
マスターに相談したところ、「お好みですから」
とテイスティングさせてくれました。
「輝けるタイ」「タイの心意気」という意味があるそうです。
泡盛のルーツともなった焼酎ですが、原料がジャスミンライスというところがアジアンです。
もちろんロックで。
ひと口含めば、タイの亜熱帯気候を感じる風味が広がります。
今日のお目当てであるメインが出て来ました。
宮崎牛のオクステールスープ。
マレーシア料理を日本の食材で。
チョウク初登場、西洋式パンと一緒に。
チープなプラスチックの食器は、アジアの屋台を意識した演出。
大きなテールのぶつ切りが二つ入っています。
フィンガーボウルの用意もありますから、手づかみでいきましょう。
スープは濃厚ですが、ハーブのせいかオーナーが言うほど脂分を感じません。
薬膳的な味わいも感じられます。
もちろんパンに滲ませて食べるのが美味しい。
Tさんからおすそ分け。
先日彼女が福島県に旅行した時に仕入れてきたという日本酒の蔵が造ったマッコリ。
これもまた、アジアンです。
今宵のチョウクは東南アジアだけではなく、韓国、日本まで含めた東アジア一周になりました。
とマスター。
「少な目で頂けますか」
サンバー。
バナナの葉を模したお皿が何ともアジアンです。
たっぷりの野菜。
グリーンライムのアチャールが添えられています。
「酸味がありますから、切って半分ずつ食べられた方がいいですよ」
とMちゃん。
そのアドバイスがなければ大変なことになっていたかも。
本日の東アジア一周の旅の最後を締めくくるプレートの上のジャスミンライス。
初めてお会いしたエスニックに造詣の深いブロガーさんもT女史にご紹介いただきました。
あっという間の2時間半の東アジアの旅。
お腹いっぱいの私に睡魔が襲って来ました。
駆け足で東アジアを旅した時差の疲れかもしれません。
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