ランチで外に出ると、太陽がジリジリと照りつけてきます。
久し振りに福島のNeo Thaiでタイ料理を食べたかったので、M部長とF君に同意を求めて向かいました。
最近混んできたというM部長の情報。
しかし、今日はすんなり入れたので二階席へ。
注文は全員Aランチ。
チキンとブロッコリーのチリソース炒めです。
しかしスープが出てきた後、一向に料理が出て来ません。
いつもならスープを飲んでいるうちに出てくるのですが。
しばらくして奥さんが二階に上がってきました。
「すいません。Aセットはちょっと時間がかかります」
しかしそれきり音沙汰は無し。
一階の厨房では奥さんがなにやら叫んでいる声や、お皿が引っくり返るような音が聞こえます。
たいぶ混乱しているようですが、原因は不明です。
M部長は
「材料が無くて作れないんじゃないですか」
と言いますが
「仕入忘れたってこと？だったら、『すいませんけどカレーしかできません』って言うよね」
と私が返します。
結局30分待たされるという異例の事態となりましたが、無事料理は出て来ました。
顔なじみの奥さんを捕まえて
「どうしたんですか？」
と聞くと
「バイトの子が急にやめちゃって、仕込みが出来てなくて」
と言います。
「バイトなんていましたっけ」
とM部長は訝しがっています。
付け合せのヤムウンセン。
春巻。
時間はかかりましたが、美味しそうです。
チリソースがなかなかホット。
次第に発汗してくるのがわかります。
混ぜて食べるのがアジアン。
ご飯もおかずも、炒め汁も全部混ぜれば、プレートの上はまさにアジアのカオス。
思わぬアクシデントで、ずいぶん待たされることになりましたが、平身低頭の奥さんは今日のランチを50円引きしてくれました。
帰り道、タイ料理のカプサイシンと暑さとで更に発汗。
昨夜の深酒がデトックスされたような気がしました。
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