池田と言えば、甲子園を沸かせた池田高校を思い出します。
旅館は大歩危小歩危から流れてきた吉野川が東に向きを大きく変える川沿いに建っています。
「放浪記」の著者で知られる女流作家の林芙美子が、昭和16(1941)年5月26日から10日間ばかり当館に滞在したことを誇りにしています。
彼女は、山河に橋のある当地のひなびた風景をこよなく愛し、村人とも親しみ、色紙や短冊を残されたとか。
当時の様子が「旅人」「めかくし鳳凰」という小説の中に描かれているそうです。
もちろん手は入れられているのでしょうが、実に古めかしい旅館。
窓から吉野川が見えます。
吉野川はここから川幅が広がり、徳島県を東西に貫くようにゆったりと流れて紀伊水道へと注ぎます。
早速温泉へ。
なんとも昭和な浴室ですが、のんびりと浸かって疲れを取りました。
明日走る予定の剣山の方に向かって、持ち込みの缶ビールで乾杯。
食事が運ばれてきました。
素朴な旅館料理。
今風に順番に出てくるのではなく、ひと盆でいっぺんに、というところがひなびた田舎旅館らしいところ。
やはり鮎が名物。
鮎のフライ。
鮎の味噌田楽。
野菜の炊き合わせ。
焼物は海老。
酢の物は蛸と鯖。
お造りはマグロでした。
デザートのフルーツ。
お吸い物。
ご飯とお新香。
テレビでは世界陸上を放送しています。
こんな山奥の一軒宿で、地デジで世陸を見ているのも変な感じ。
【本日の走行距離】370.6km
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夜総合点★★★☆☆ 3.0
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