と玉鬘のママから突然のメール。
「伺います!」
と二つ返事で、12時の予約を入れて訪問しました。
3ヶ月続いた火曜日の「日本のあさごはん」企画も先月で終了。
「朝玉」の後、今度はどんな企画があるのかな、と思っていたら、いきなりの「昼玉」です。
10人も入ればいっぱいのお店は既に満席。
私の席がカウンターに一つ作ってありました。
相変わらず、豪華な食材が惜しげも無く使われています。
順々にお料理が出されます。
生ハムとルッコラのサラダ。
ひろうすとのチョイスがありましたが、私は白子を選びました。
鱈白子の煮浸し。
目の前にあるしらすとカズノコは食べ放題だそうです。
今年は値が張るというカズノコは、大好物だけに嬉しい。
野菜の焚きあわせ。
今日のご飯は炊き込みと白ご飯が選べます。
最初は炊き込みにしました。
蟹と牡蠣が入った、なんとも贅沢なもの。
鯛の刺身。
「玉鬘名物消しゴム切り」と言われる厚切りです。
「イクラもあるから、のっけて」
とママ。
いつものことながら、大変なことになってきました。
お味噌汁も到着。
本日のランチの全貌が、ようやく明らかになりました。
もちろんオン・ザ・ライス。
カズノコものせて。
白子も。
厚切りの鯛の刺身は、お代わりした白ご飯にのせて。
「納豆があるよ」
というママの呼びかけに即座に反応した私。
関西では、外食で納豆は貴重品。
カウンターの上にあった生卵も所望します。
朝ご飯のような昼ご飯。
濃厚な黄身の色。
「うちはええ食材しか使わへんねん。二つあったら高い方買うし」
それは彼女の長年の経験から。
高いものには、それ相応の意味があるという考えです。
これには納豆としらすをのせます。
ご飯のお供で好きなだけオン・ザ・ライスが出来る天国のような店。
カズノコ、もう一本貰っちゃいましょう。
お漬物があったことに今更気が付きました。
ご飯が無くなっても、もう一回食べ放題の食材を食べる厚かましさ。
今日は顔なじみのブロガーさんとも何人かお会いできました。
もちろん、かねてから気になっていた方や、逆に私をご存知の方も、ママさんが引き合わせてくれました。
この店の魅力の一つである、「出会い」を演出するママの心憎いテクニック。
さすが新地歴が長いだけあるな、と感心した「昼玉」でした。
「今度は美味しい牛肉でカレーにしよかと思てんねん」
とママ。
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