日曜日だけでなく、土曜日も隔週で休みのため中々タイミングが合いませんでした。
店の名前は亀の池 浪速。
この日は電話で営業を確認して訪問。
店名にもなっている亀の池とは天満宮の北門を出た所にある星合池の別名。
参拝客も途切れた18時頃とあって店内は私だけ。
「うな重をください」とお願いしたところ奥さんが細かく説明を始めました。
鰻の量に応じてお値段が変わるようです。
私は2,400円の三切というものにしました。
一番高い2,850円のうな重が一本付となっていて、三切というのはその三分の二になるそうです。
「今から焼きますので少々お時間をください」と奥さんがおっしゃるので肝焼きと日本酒をもらいました。
串から外して小鉢に入って出てきました。
割と淡白なタレの味。
山椒をたっぷりかけて、熱燗を舐めながらいただきます。
時間がゆっくりと流れていきます。
20分ちょっとでうな重が出てきました。
美しい照りと焦げ目。
タレは甘みを押さえた深みのある味わい。
ご飯もアツアツです。
お新香。
肝吸いの肝が大きくて嬉しい。
この店は関西風とはいえ、一般的に知られる方法とは少し異なる焼き方だそうです。
腹開きではなく背開き、直焼きですが素焼きの段階でお湯をかけて脂を少し落とすのです。
それゆえ、関西風の独特の堅さやカリカリ感、脂の濃さなどはさほど感じないものの、関東風のフワッとしてさっぱりとした鰻に絡むに甘辛タレとも一線を画すこの店独自の鰻となっています。
厨房を仕切る青年は、先代から引き継いだ息子さんでしょうか。
ランチもビールと大盛の生じょうゆ讃岐うどん。
すっかりお腹一杯、ほろ酔い気分で店を後にして天神橋筋商店街へと足を向けました。
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