ホワイトラベルのスタッフKさんから
「すぐ向かいにカレー屋さん出来たの知ってます?」
と聞かれました。
「え、ホントですか!?それは知らなかったなぁ」
「くらしっくの脇の通路を入った奥にありますよ」
そう聞いてはチェックしないわけにはいきません。
ホワイトラベルを出て、すぐ斜め向かいのビル。
朝も夜も行くカフェくらしっくのビルに確かに看板が出ています。
迂闊にも気が付きませんでした。
細い通路を入った奥。
以前はバーだったかな。
辛・カレー屋SUNという看板。
狭いですがなかなかいい感じです。
感じの良い若い店主が一人。
でも営業している風ではありません。
「すいません、21時までなんです。今片付けしていた所で、看板の電気消し忘れてました」
「あ、そうなんですか。残念」
「でもビーフカレーなら出来ますよ」
「ありがとうございます。じゃあ、お願いします」
店主に聞くと、今週月曜日にオープンしたばかり。
宣伝も何もしていない上に、奥まった場所にあるので、まだお客さんは少ないそうです。
福島のカレー屋SUNの二号店という位置付けだそうですが、オーナーと店主の考えにより、この南森町の店は辛いけど旨いカレーを出そう、というコンセプト。
辛いカレーは私も好物。
店主も先代の辛口料理ハチや西天満の辛口飯屋森元、肥後橋南蛮亭など大阪の辛いカレーいろいろ食べ歩いたそうで、話が弾みます。
私の後に、やっぱり看板に釣られて残業帰りのお客さんがお一人入ってきました。
卓上には大量の生卵。
メニューを見るとカレー煮たまごがオススメと書いてあります。
たまご好きの私は、カレーと玉子の組み合わせは間違いないと信じています。
「どんな風に出てくるんですか?」
「カレーを温めるときに一緒に卵を入れて半熟に煮るんです」
間違いなく美味しそうです。
一も二もなく注文しました。
実に辛そうな色です。
これはグッド。
ピクルスが付いてきます。
煮たまごは絶妙の半熟状態。
ルーの色からもスパイスの辛さが伝わってきます。
毎度おなじみ、黄身流出画像を撮影。
かなり刺激的な辛さですが、店主が言うように旨さがちゃんと伝わってきます。
「欧風カレーなんですよ。ただ辛いだけじゃなくて、しっかりと旨さが伝わる辛さを狙ってるんです」
確かにじんわりと汗をかき、舌もヒリヒリとしてきますが、きちんとカレーそのものの旨さが感じられます。
卓上の福神漬も頂きました。
ご飯は少なめにしてもらったのですが、かなりボリューミー。
後半苦しくなりました。
次回はもっと少なくてもいいな。
若い店主のお店にかける熱意と、明るく丁寧な接客が気に入りました。
もちろんカレーそのものの味もとても良く、これはみんなに知らせなければと思いました。
撮影・掲載許可済み |
と言うので、帰りにくらしっくを覗いてマスターに声をかけました。
「いや、すごい頑張ってるんですよ。良い人だし応援してあげてくださいよ」
と彼も絶賛。
この店が地元に定着して繁盛することを願い、すっかり食べ過ぎたお腹をさすりながら自宅に戻りました。
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辛・カレー屋SUN (カレーライス / 大阪天満宮駅、南森町駅、扇町駅)
夜総合点★★★☆☆ 3.5
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