大阪にうどんで年を越す風習があり、関西支社の多くの部署が美々卯のうどんすきでランチ納会を行うと知ったのは二年前の年末。
さすがにその年は予約も間に合わず、我が部署の美々卯納会は実現出来ませんでしたが、その時に一年後の予約を入れて、昨年末には目出度く初めて美々卯納会を実現しました。
捲土重来、というと大げさかもしれませんが、落下傘のように東京本社から関西支社に舞い降りた私にとって、「郷に入っては郷に従え」の諺通りに実践してきたいくつかの行動の中でも、この美々卯での納会は、部員との絆を深める意味でとても大事なものでした。
一年前に納会を行ったその日に予約した美々卯 本町店。
去年と同じ部屋。
すでにテーブルごとにお鍋の材料はお重に綺麗に盛り付けられ、セットは整っています。
ビールで乾杯。
昔は昼ビールをよく飲んだものですが、今は年に一回、この日だけ。
仲居さんが一回目は作ってくれます。
ちょっと贅沢な気分。
これで3人前。
かなりの量です。
具を入れていきます。
見栄え良く入れたら、煮立つのを待ちます。
煮立つまでの間は歓談タイム。
この一年を振り返る四方山話。
昨年の第一回から、その年に退社した先輩をお呼びするのを慣例としました。
今年はFさんが体調不良で残念ながら不参加でしたが、TさんとSさんが参加。
こうした交流も大切です。
出来ました。
さぬきのような腰がある美々卯のうどん。
しっかりと出汁が滲みても、クタッとなることはありません。
具沢山で美味しい。
ここで名物の活海老が登場。
同じテーブルのK君に茹で係を頼みました。
ちょっと残酷ですが、思い切って押さえ付けるのが肝要。
美々卯といえば、凍結酒。
勧め上手の仲居さんに乗せられあわや2本頼むところでしたが、何とか押し返して1本。
鍋は第2ラウンドへ。
先ほどの海老も色鮮やか。
うどんすきで部屋の温度は上昇し、凍結酒が益々旨くなりますが、実はそれはとても危険。
出汁の味も色んなエキスが出て一段と旨味が増しています。
「これで雑炊にしたら美味しいよね」
という意見も出ましたが
「それは炭水化物食べ過ぎでしょう」
と私。
「でも大阪はうどん定食があるくらいですから」
と返されます。
おっしゃる通りの粉モン文化。
私もすっかり慣れました。
お餅には美々卯の焼き印。
これは煮過ぎると形が崩れるので要注意。
綺麗に食べました。
この出汁が美味しいので私は思わず出汁だけグイグイと飲みました。
やっぱり雑炊が美味しかったかな、とちょっと思いました。
会社に戻ってまだ仕事がありますが、私から締の挨拶。
部員の皆さんの一年間の活躍に感謝するとともに、年末年始のお休み中の健康と安全、来年も良い年となることを祈念。
帰りにお会計を済ませる時に、また1年後の予約を入れました。
いくら今日が12月26日とはいえ、来年の12月28日のランチの予約は、さすがに鬼も大笑いしたことでしょう。
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