2015年8月2日日曜日

近江~若狭~丹波 鯖街道ツーリング③ お土産は若狭名物焼き鯖すしを名店「若廣」の工場直売所で。あやべ温泉で命の洗濯をしてから、最も新しい鯖街道、京都縦貫自動車道を走って鯖を持ち帰る

こだま食堂ソースかつ丼を食べた後、すぐ近くにある焼き鯖すしの名店若廣の工場を訪ねました。


若狭の土産に、工場直売所で焼き鯖すしを買って、鯖街道を走って持って帰ろうという趣向。


小さいですが、明るく清潔な店内。
いくつかの商品は売切れていました。


奥はガラス張りになっています。
「工場見学もできるんですよ。今日はもうお終いですけれど」
と穏やかな笑顔の女性店員。


お目当ての焼き鯖すし


試食を勧められました。
熱いお茶のサービスまで。


日持ちは4日。
保冷剤を入れてくれました。


保冷剤と共に持参した自分の保冷バックに収納します。
バイクのトップケースの中は相当な温度になるからです。


せっかく小浜に来たので、鯖街道の起点を訪ねます。
いづみ町商店街


往時の賑わいはもうありません。


この商店街に鯖街道起点の碑が埋め込まれています。
その碑には「今日は遠ても十八里」 と刻まれています。
十八里とはおよそ70Km。

昔の人の足では2日の旅だったようですが、この言葉には「京は遠くない」という若狭の人々の思い後込められています。
若狭湾で取れた鯖に一塩して京都まで運ぶと、ちょうど良い味になったといわれ、この鯖を運んだ道を鯖街道と呼んだのです。


鯖街道資料館を覗いてみました。


鯖街道の歴史に関する展示がありました。


鯖だけではなく、文化交流の道でもあったことが窺えます。


小浜を後にあやべ温泉へ向かいます。
時刻は15時過ぎ。
おそらく気温は今最も高くなっているでしょう。



福井県道1号線を走って山越え。



府県境を越えて京都府綾部市に入ります。


山間にあるあやべ温泉二王館



熱中症との戦いに休息を求めて立ち寄りました。


宿泊施設ですが、日帰り湯が可能で、地元の方が大勢いらしていました。


やや茶褐色のナトリウム炭酸水素塩泉。
ぬめりのある肌触りで、美人の湯とも呼ばれています。

公式HPから

露天風呂もありますが、こちらは温泉ではありません。

公式HPから

お風呂上りに休憩室のリクライニングソファーでオロナミンC。
疲れていたのか、この後、一時間ほどウトウトしてしまいました。


もう夕暮れ時です。
気温はだいぶ下がってきました。


丹波ICから京都縦貫自動車道へ。



名神高速~近畿自動車道~阪神高速と、渋滞も無くスムーズに帰って来ました。
今日の走行距離は335.6Km。
かなり走りました。


自宅に戻ってツーリングの荷物の片付けやら、ウェアの洗濯やらしているうちに時間が経ちました。
シャワーを浴びて、さっぱりしてから遅い晩ご飯。


お米は福井県産コシヒカリを使用。


ラップにくるまれています。
私が鯖街道を走って持って帰ってきた焼き鯖すしだけに、感慨もひとしお。


お皿に移します。
初めから包丁が入っているので、食べやすくなっています。
お箸やおしぼり、お醤油も付いているので、お弁当としても食べられます。


枝豆と切り干し大根はセブンイレブンプレミアム。
ビールはアサヒスーパードライ。
宴の準備は整いました。


見事に厚みのある焼き鯖。


大葉が挟まっているのがアクセントです。


〆鯖の寿司ももちろん美味しいですが、日持ちもして味も濃厚な焼き鯖は、酢飯との相性も抜群。
ビールをグビグビ飲みながら、あっという間に平らげました。
猛烈に暑かったですが、実に充実した日帰りツーリングでした。




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若廣デリカテッセン / 小浜駅

昼総合点★★★☆☆ 3.5

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