本社から転勤してきたN君に、A級のお店を優先して紹介する約束をしましたが、それとて叶いそうにありません。
こうなったら、自分が行きたい店で食べたいものを食べることを最優先にし、N君には私の秘蔵のランチリストを渡して、後は自力で回ってもらうことにするしかありません。
今日は、明日までで帰任する同僚のM部長とN君と三人でランチ。
そこで私は、M部長も大好きなうだまを提案しました。
相変わらずの行列です。
ますます人気が出ているようです。
N君には
「最初は、まず生醤油で食べてみて」
と勧めましたが、私はひやかけ。
冷たい方がうどんの小麦の味が良くわかるのと、汁を飲み干したかったからです。
ちく玉天ひやかけにしました。
どれも美味しいので迷うのですが、私の中ではこれがベスト。
15分ほど並んで着席でしたが、もともと極太麺の茹で時間がかかりますし、逆算して作るので、座ってからはほとんど待ちません。
美しく盛り付けられたうどん。
しっかりと昆布や節の味がする、それでいてクリアで雑味のない出汁。
もちろん天ぷらは揚げ立て。
瑞々しい薬味のネギをうどんの上にのせて、さっそく頂きます。
太く、腰があり、粘りすら感じるのに、スルスルと喉越しがいい不思議な自家製麺。
出汁もゴクゴク飲めてしまいます。
もちろんサクサクのちくわ天は汁に浸さずに、齧りながらうどんを啜る方が美味。
一方の玉子天は汁に浸してうどんと絡めます。
もちろん黄味が流出するので、中盤以降がセオリー。
片手でカメラを構えながらなので、ちょっと手こずりました。
濃厚な黄身の色。
うどんに絡めて。
黄身の甘みが口に広がります。
最後に卓上の天かすを少し加えます。
店主にご挨拶。
M部長はもうラスト、私も来月後一回来れるかどうかも分かりません。
「残念です。ありがとうございました。玉鬘のママからも、よく聞いてましたよ」
そういえば、彼女もここが好きだという話題で盛り上がったことを思い出しました。
きっと「キャノンデールはんも大好きや」と、若い店主に言っていたのでしょう。
もう、こんな美味しいうどんは、東京では絶対食べられません。
あまりにも悲しい話です。
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