2018年1月1日月曜日

懐かしい天満で大晦日のハシゴ酒④ 酔った勢いで思わず吸い込まれた「 薩摩っ子ラーメン 総本店」。年明け初ラーメンは生ニンニクモリモリ

バー ホワイトラベルで懐かしい面々と旧交を温めた私は、ブラブラと京阪天満橋駅へと歩きます。
今日は大晦日の終夜運転なので、終電の心配はありません。
ふと目に入ったのは、東天満交差点、昔で言えば空心町交差点の角にある薩摩っ子ラーメン 総本店


浪速の酔っ払いの深夜の定番ともいえる、ここのニンニクラーメン。
大きな交差点の反対側まで漂う匂いに抗うことは困難です。


大晦日、というか元旦の午前1時を回っていますが、ニンニクラーメンを啜る客が意外といます。
おつまみを頼んでビールで飲みなおす酔客に交じって、若い女性のお一人様もいるのにびっくり。


注文を取りに来た店員に
「にんにくは?」
と聞かれ、思わず
「多めで」
と答えてしまいました。


しばらく待って、ニンニク多めのラーメンが運ばれてきました。
随分久しぶりのご対面です。


ラーメンの上におろしニンニクがのっているわけではありませんし、一見何の変哲もない豚骨ラーメンのように見えます。
しかし油断は禁物です。


卓上のブラックペッパーを振って、いただきます。


無骨な厚切りのチャーシューも昔と変わらず。


細縮れ麺を掬い上げると、途端にニンニク臭が広がります。
麺を啜ると、どこから現れたのか、麺に絡みついた細かい生ニンニク片が口の中に入っていきます。


実はこの店のニンニクは、よくあるトッピング形式ではなく、沈殿形式。
丼の底に密かに仕込まれた大量の生ニンニクが食べ進むにつれて麺に絡みつき、スープに拡散していくという仕掛け。
徐々に濃くなっていくニンニク味を楽しむか、最初から攪拌してガツンと食べるかは好み次第。


今日は前者のスタイルで。
麺に絡まった体内にニンニクが相当量摂取されました。
口の中はヒリヒリしますし、胃も熱くなってきます。
それでも、まだこんなにニンニクが残っています。


ジャンクな味のスープは、平常心を失った酔っ払いには悪魔の美味しさ。
しかし、完飲は危険です。
思わぬトラップに引っ掛かり、2018年最初の締めラーメンはまさかの薩摩っ子となりました。


天満橋から見る中之島の夜景は、私が大阪赴任時代最も好きだった風景。
2018年が良い年であることを願い、天満橋駅へと向かいました。





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