2018年2月7日水曜日

ずっと気になっていた新宿の「らぁ麺 はやし田」に初訪問。食べ終わってお店を出たら、もう食べたくなるラーメンは久しぶり

昨年12月に、ラーメン激戦区の新宿にオープンしたらぁ麺 はやし田
煮干し中華そば 鈴蘭のセカンドブランドとして、濃厚鶏清湯スープというジャンルで、一躍上位の行列店となりました。
ブックマークはしてあったものの、山手線の西側は私には弱いエリア。
今日は珍しく新宿で仕事があったので、その足で訪れました。


13時半近かったので、行列は無しという僥倖。
ラーメン店らしからぬ店構えに期待が高まります。


表のおしながきの木札も、寿司屋のようです。


入口で食券を購入します。


全部入りの特製醤油らぁ麺と決めてきました。


水はカウンターの前のビールサーバーのようなコックから自分で注ぐスタイル。


奥に長いカウンター席でラーメンが出てくるのを待ちます。
後ろには荷物置きやコート掛けもあって、狭い店ながらコンフォタブル。


目の前に貼られている口上を眺めます。
スープや麺はもちろん、具材や水にもこだわりを感じます。


「紙エプロンをお使いになりますか?」
と声をかけてくれる厨房のスタッフ。
ネクタイ姿の私を見て、気にかけてくれたのでしょう。
おっちょこちょいの私には必須アイテムですが、そんな気配りが嬉しい。
一見強面の面々が4人厨房に入っていますが、皆優しく、明るく、丁寧な接客が気持ち良いお店です。


今か今かと待つことしばし。
目の前に美しいラーメンが出てきました。


鶏と醤油のいい香りが鼻をくすぐります。


レアなチャーシューと穂先メンマ。
青ネギが彩りのアクセント。


まずはスープをひと口。
膜を張っているのは鶏油でしょうか。
鴨と大山どりの丸鶏をたっぷり使ったスープは、雑味も無く、実にクリアですが、しっかりと旨みと深みを感じます。


麺は中太と細麺の間くらいのストレート。


厳選小麦を数種類ブレンドしたという麺は、素晴らしい風味と食感。
ツルモチの食感もナイス。
これは旨い。


豚肩ロースの薄切りのレアチャーシューは時間の経過と共に熱が伝わり色も食感も変化していきます。


鶏むね肉は厚切りですが柔らかくジューシー。
いずれも低温調理だそうです。


穂先メンマは好物。
程良い柔らかさがこのラーメンにはベストマッチ。


大好物の味玉も期待通りの見事な色と半熟加減。
「マキシマムこいたまご」というブランド卵を使用しています。


甘みとこくがあり、醤油スープとの相性も抜群。


替え玉を頼むお客さんがいて、しまったと思いましたが時すでに遅し。


家人から飲み干しは厳しく禁じられていますが、こんなに旨いスープを残すのはラーメン道に反します。
内緒でゴクリ。


濃厚な豚骨魚介や煮干しなどがトレンドのラーメン界にあって、あえてシンプルに醤油と鶏で勝負する潔さは見事。
しかも、ラーメン店らしからぬ調度で清潔な店内、よく磨かれた厨房、素晴らしい接客と完璧なお店です。
近くにあれば、間違いなく通いたくなりますが、そうもいきません。
「ありがとうございました!」
とスタッフの皆さんに見送られて新宿駅へ。
今食べ終わったのに、もう食べたくなるラーメンは久しぶりです。




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昼総合点★★★☆☆ 3.5

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